夏休みの自由研究「飲酒習慣を変えるための研究〜のんある気分になあれ〜」ガラスの30代ナオト

1 研究のきっかけ

生まれて初めて人間ドックにいったら、「肝臓の調子がかなり悪いですね。精密検査をうけないさい。8月24日にもくること。もちろん、アルコールは控えること。ギロリんちょ」とお達しを受けた。薄暗い診察室でモニターだけがちかちかしていた。この夏、やっほーいとビアガーデンにいったりと、楽しいビールライフ習慣をしょっぱなに手放さなければならなくなってしまった。むむむ。そこで、この際だから、ビールを飲む習慣をどうすれば変えられるのかを実験してみようと決めた8月4日の人間ドックの日。


2 調べたいこと

ビールライフ習慣変えるため
①「ソファーに座ると、どうしてもついつい無意識にぷしゅっと缶のふたに指をかけてしまうのはどうしてか?(発動理由とその報酬)」
②「せっかくなので、どのビールテイスト飲料が一番うまくて一番自分に寄り添ってくれるのか?(代替習慣の補助)」
を調べ、ゆるやかな禁酒生活をいつでも作れるには、どうしたらよいかを調べてみることにした。


3 予想

ついビールを飲んでしまう「きっかけ」「報酬」をメタ認知的観察をすることで、その習慣パターンの仕組みを明らかにし、報酬をよりよいノンアルコールのビールテイスト飲料へとすり替えることができれば、飲酒習慣はかえることができるだろう。


4 用意したもの

・ふりかえりジャーナル(のんでしまうきっかけと、その報酬をしらべるため)。
・ビールテイスト飲料各社8種類(よりよいビール代替飲料調べ)。


5 実験の方法

日々の振り返りに新しい項目「ビールを飲みたいとき」「その報酬」を加え、1週間ほど確認しつつ、よりビールに近いビールテイスト飲料を見つけ、それを飲み続ける。


6 実験の結果

実験1週目:
毎夜、ふりかえりをつずっていることで、日常生活の中にビールを無性にのんでのんでのんでのみたいのよー(工藤静香調)状態になる「きっかけ」がわかった。夕方以降に一息ついてTVを観たり、夕飯をつくるときなどが5日間と多かった。

また、ビールを飲むことの「報酬」は、爽快感と気分でああることがわかった。これは、ビールテイスト飲料を飲むことで分かったのだが、炭酸が好き!なのだ。今日もビールをのみましたとさ、めでたしめでたし。と一日のおつかれ締めの儀式効果になっていた。

実験2週目:
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本格的にビールテイスト飲料へビールからすりかえてみた。のんでる横で妻がビールをうまそうにしている。ぷしゅっとビールテイスト飲料をあけてはみるものの、なにか最初はさみしさを感じてしまう。たが、不思議と研究者的に視点で自分を見ていることにニヤニヤしてきて、矛盾した気持ちになった。

さて、試飲したビールは以下のもの。のんでみた感じで、一番オイラの臨むライトでもビールっぽさを持っているものを★で表してみた。

・アサヒ ドライゼロフリー ★★★☆☆ ややうすくものたりない
・アサヒ ドライゼロ ★★★★☆ 安定感
・アサヒ ヘルシースタイル ★★★☆☆ 中性脂肪の上昇おだやかに
・キリン パーフェクトフリー ★★★☆☆ 脂肪の吸収を抑え、糖吸収穏やか
・キリン ゼロイチ ★★★★☆ パッケージがいい!
・サッポロ サッポロプラス ★★★☆☆ 糖の吸収穏やか
・サントリー オールフリー ★★★★☆ のんあるの代名詞
・日本ビール 龍馬1865 ★★★★★ あまり売っていない。ドラッグストアで入手

毎日、変わるがかるのんでみたので味を覚えておいて1日ごとに比較することがなかなか難しかった。しかし、ここまで鍛錬してきた自分の中にあるビール味覚基準と自信に照らし合わせてみると、「健康」をうたっているビールテイスト飲料ほど薄くて味気なさをどこか感じでしまった。その分、ドライゼロとオールフリーはほんとよくできている。ビールのうまさをどこか思い出す。しかしちょっとまちがうと、第3のビール様な発泡酒的な味わいを隠せない。そう思ったらそうなってしまった。

しかし、龍馬はちがった。こりゃビールだとだされると、ビールだなうん、そうだな、とのんでしまいそう。コクがほかのものよりもあった。ただ、あまり売っていないのがタマニキズ。ということで、おすすめは、龍馬でした。次点でドライゼロとオールフリー。


7 わかったこと・反省したこと

これまでのビール習慣はアルコールがほしいのでは無く、爽快感や一日がんばった感がほしいことがわかった。
「きっかけ」→「ルーチン」→「報酬」のパターンが無意識に行われているこれまでを調べてみると、

①「あぁ今日も疲れたな。飯でも作るか」(きっかけ)
②「ぷしゅ!ぐびぐびぐび」
③「あーうまかった。なんかすっきり。楽しい」

という流れがあった。そこで、①が発動したときは、②をビールテイスト飲料に変え、③なんかすっきり気分!へとすりかえることに成功した。これは、習慣がはじまる「きっかけ」とその習慣からの「報酬」を分かることで、より冷静に分析が可能となり、つまり「すっきり感やたのし気分」はなにもアルコールにたよらなくてもよい!ということがわかり、②の「ルーティン」行動を代替飲料に変えてあげることで、よりスムーズにノンアル気分生活に移行することができた。うん。われながらびっくり。

ビールテイスト飲料の種類がこんなにもあるっておどろいた。この中から自分に合ったものを見つけやすくなる。ラインナップよろしく、自分に合ったものをさがそうとするだけで1週間は飲み続けなければら無い。それだけでも禁酒になる可能性があり、世の中に貢献する。

アルコール度数を各商品しらべてみると、どれも0.00%となっている。おし。100本のんでも0%に「限りなく近い」。しかし、龍馬にかぎっていうと0.000%となんと小数第3位まで表記があった。このへんからも、龍馬は1000本を一気に飲んでもよろしいと解釈できるであろう。

これまで、ビールというとプレモルやエビスといった味わい深いビールが好きだった。また、ハイネケンやバドワイザーような軽い水のようなビールの種類が好きだった。今回の実験では、ライトなビール好きがアドバンテージとなり、ビールテイスト飲料はとてもオイラに向いていることがわかった。そのなかでも、龍馬は味わい深くコクもありビールに限りなく近かった(この比較の中で)。

炭酸ずきならが、炭酸ならば何でも良いのか?と思い、強炭酸のジンジャエールとコカコーラにも挑戦してみた。でも、甘さがじゃまし、なんか気分が「今日も飲みましたとさ」モードになれなかったのでダメ。

今回は、飲酒の量については、あまり考慮していなかった。ビールでいえば多くても2本ものめば満足程度のオイラ。やはり、みんなとわいわいのむときの雰囲気が好きなんだとわかった。そういうときはついつい飲み過ぎてしまうので。

ところで、ビールテイスト飲料は、健康面にはどうなのか?そんなにのんでもいいの?というか、そんなにのめるもんじゃ無いと言うことがわかった。ビールだから水のようにのむ。いやいやいや、水はビールのようにそんなに飲めないんだよ。ビールテイスト飲料たちは、気合いを入れてあげないと2本上はのみたいなーって気分にはなかなかならなかった。1日だけ、二本目をあけたときは、なんか自分ってなにやってんだろう…と思ってしまう。しかし、カロリーオフや糖質カット、プリン体うんぬんといろいろあって、ビールよりは健康に限りなくよし。

結論!

習慣を変えるには、意思ややる気オラオラ努力で変えるよりも、研究者的視点で「習慣の始まるきっかけ」と「そこから得る報酬」をみつけ、「ルーチン行動」を他のものにすり替えていくことで、緩やかに変えることができる。
今後も、人と一緒に飲みに行くったり、ピザを食べにいったりする以外は、ほそぼそとノンアル気分生活を続けていこう。そのためには、龍馬、アサヒゼロ、オールフリーをローテーションでのみ進めると飽きずに続くよ。

また、今回、のんある習慣づくりをしていくなかで、「きっかけ」にTVをつけているときがのみたい気分が発動してしまうことが多かった。よけいなTVはつけないことにした。これこそ、無意識にスイッチをおしてしまっていることもあったのでおどろき。次回、SNSやTV視聴の習慣を変えることについても、実験してみようと思った。

8 参考にしたもの


「習慣の力」
この本に「きっかけ」「ルーティン」「報酬」の概念があります。大変、参考になった。TEDトークもある。

はい。ここからが重要!
そこで本日、3回目の病院に行って精密検査結果とエコー検査までしてきました。すべて異常なし!健康優良児。血液検査もエコー検査もまったくといっていいほど健康そのもの。というか、そもそも肝臓がひっかかったのって、アルコールじゃ無いかもよって。自覚症状の無い風邪ぐらいしか原因がおもいつかないとのこと。だってさ。

おいおい、とおもいながらも、健康が一番。
アルコールは控えましょう。

これで安心オイラのクロール指導ステップ

10m泳げない子たちの水泳教室が二日間おこなわれた。

ばたばたの学期末の隙をみて、オイラの指導計画をこっそりとすりこませてもらう。炎天下のもと、プールサイドから指導を。ほんとは、一緒に入ってやりたいんだけど、まだ足が痛し。

この計画は10年以上年々ねりねりしてきて、一定の効果があることを実証。このステップで、ボビング、けのび、バタ足、うでのかき、そして息継ぎまで3日間あればつなげることができる。

通常の水泳学習でもこれを基にして、バタ足やうでのかきなど力点をおいたりいれたり省いたり。いわゆるクロールの土台ってかんじ。

こういう指導ステップは多くの先生たちからも情報交換して、ぜひぜひ共有していきたいなぁ。そして、先生達が自信をもって楽しい!って教えてほしいし、「泳ぐのキライー」「ぜってー顔に水なんかつけないし!」って言ってる子たちの一助となっていってほしいなぁ。

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この夏のチャレンジは?

 

オイラは、本来、せかせかをしないで、ゆったりした時間をすごすことが、ほんと自分らしくて好き。でも、この3週間は睡眠時間をけずりけずり、いろんなことに挑戦をしてきた。完全にスーパーサイヤ人だった。足のケガは予想外だった!できれば、仙豆(せんず)で回復したいけど…。

ふと、振り返ってみると、そういう限界にチャレンジするのもいいなって。燃えてるぜ!って。おいらはまだできるぜって。自分が一歩、変化し始めた感じもするし。大切な人ともたくさん出会ったし、エネルギーももらった。

だから、この夏は、なにかチャレンジし続ける夏にしたいぞ。

翻訳、リハビリ、トレーニング、原稿、授業練り練り、パスタ作り、そして初めてのサーフィンからの初めての人間ドック(←これが一番ハイエレメントチャレンジ)。

一人じゃ途中、きっとくじけるだろうな。だから、つながってほしい。一緒にがんばろう。

教えて、あなたのチャレンジはなに?

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学期末のお楽しみ会。宝物をみつけた!

疲れていても、嬉しい問題

今週は放課後からがとくに慌ただしかったなぁ。週末は旧友が運営しているリスクマネジメントのカヤック研修。これはどきどきして最高に楽しかった(まぁ、行き帰りのアニメ視聴もまた学び多いものとなったのだけれども苦笑)。その疲れもひきづりつつ。

それから今週は取材が2件。一つは授業参観。体調を整えるためスポーツジムへ。そして、明日は新しい本の打ち合わせ。まだまだ気が休まらないところ。

そんななか、今日、「数学者の時間」で子どもが新しく作った問題をみせてくれた。

IMG 35522クラスで取り組んでいる「シアワセのバケツプロジェクト」や、「しなやかマインドセット」も問題になっちゃう。こういう物語って、気持ちが嬉しくなるねえ。かちこちくんに、しなやかちゃんがやられてしまう…。ははは。リアルです。

「シアワセのバケツ」プロジェクトでシアワセ体験から

シアワセってなんだろう?って話し合っているところ。ある子が「お母さんをひとりじめできること」って、少し恥ずかしそうに話してくれた。その子は、一見背も高く幼くは決して見えない子。こういうの聞くと、その子の気持ちにふれられる、そんな話し合いにいっしょにいられて、シアワセな気分になってしまうよ。 本校では、今月、全校でなかよしキャンペーンに取り組んでいる。とりくみは、各クラスさまざま。オイラのクラスは「シアワセのバケツプロジェクト」に決定した。

もとはというと、英語の時間に「英語の絵本」をほそぼそと読み聞かせを続けてきた一冊に「しあわせのバケツ」があった。この本は、英語と日本語訳、その両方をあわせてのっているので、おすすめ。この本が、子ども達の中に、とくに残ったようで、自学ノートにもそのバケツのデザインを描いてきたりもしていた。 シアワセのバケツって?簡単にいうと、みんなシアワセのバケツをもっている。いやなことされると、バケツの中のシアワセをもってかれちゃう。だれかに優しくするとその人のシアワセをバケツにみたすことができる。でも、不思議なことに、自分のシアワセも満たされるって話。

そのなかでも、次のフレーズを英語の先生がいたく気に入ってくれ、板書までしてくれ、子ども達に話もしれくれた。

“You need other people to fill their buckets. Other people need you to fill your buckets.

(あなたのバケツをみたすためにも、あなたにはいろんな人が必要なの。あなたのバケツを幸せで満たすためにも、他の人もまた、あなたが必要なんだよ)”

いいよねー。

そこで、誰かのバケツを満たすために、できることは?と話し合うと

・あいさつをする・笑顔になる・感謝を伝える・相手を見る・いいところを伝える・いっしょに遊ぶ・さそう・あく手する・~してあげる・いじわるをやめる

などが挙がり、早速取り組み始めてみた。

でも、めあてをもって取り組んでてもね、なんか違うなってひっかかっていた。こういうのって、「なぜやるのかがわかるからやる」「やる価値をインプットしてからはじめる」では、ないんだよね。そして、目標→実行→ふりかえりって直線でもない。理屈で説得されたり、~するといいからやるってところからではなくてさ。

どこか、こう心のそこからやってみたいなぁって思えるから、はじめてみる。お返ししたいなあって思えるからやってみる。そうなってほしい。それにはなにが必要なんだろうって?しばらく考えいたら、ああ、あったあった。ワークショップの出版・共有がその装置になっていたじゃないかって。

つまり、だれかからの温かいフィードバックをもらうことで、お返しにしてあげたくなる気持ちが育ってくるってこと。たくさんのシアワセをもらった子は、シアワセを周りに返していこうとする子に育っていく。そのとおりだよね。

ということで、さっそく、感謝のカードを集めることに。これまでにしてもらったシアワセがたまったお礼を伝えようって。依然、ゴリも同じようなことをやっていたよね。水玉にメッセージをかいて。

オイラは、朝のサークルで、毎日数枚のカードを読んでみんなに紹介し、みんなでほっこりしてから、朝のスタートを迎える。読み終わったカードはバケツにためていくって仕組み。カードは一日の最後に、ふりかえって書く時間をとってみる。

もちろん、オイラも数人からもらい、シアワセいっぱい(笑)。けっして、催促しているわけではないのですから。

バケツにしあわせがたまる減る、って子ども達にとって、とてもわかりやすいメタファー。キャンペーン中はしばらく続けていこうと思う。

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ちなみに、バケツはある子がデザインをかんがえてきてくれた、「シアワセのドラえもんバケツ」です。係活動でつくってくれましたよ。ポイントは首輪のビー玉をくっつけたところ。のりだとすぐとれちゃうから、ボンドだってさ。

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