ウーパールーパーがたまごを産みました

うー太郎とパー太郎がつがいになって、たまごを産みました。

ウーパールーパーを教室で飼育するようになって初めてのこと。1学期に今年の子どもたちもウーパーたちの性別を確かめたところ、「たぶん、よくわからないけれど、肛門の位置によると両方ともオスらしい」と結論。でも、たまごを産みました。それってありえるの?

ウーパー好きのオイラの親父にきいてみると、どうも都合よく性別が変わるらしい。へー。ほんとおもしろい。でも、交尾して散乱するなんて、ずっと育ててきたけれどはじめてのこと。
たしかに、お腹が大きかったので、たまごをもっているか、病気なのかちょっと心配していたところ。

連休明けの朝、教室にいってみると子どもたちが「イガせん、なんかウーパーのたまごみたいなのがある」って。水草にカエルのたまごみたいなのが、ねばりついていました。いっしょにいれとくと、ウーパーたちが食べてしまうので、さっそく救出作業。ぬるぬるして気持ち悪い。さわりたい!おすなって!つぶすな!と教室はパニック状態。授業もへったくれもありませんでした(笑)。

どうも1回に200こ〜500こくらい産むらしい。すでにウーパーを飼っている学年の先生たちにもわけて、しばらくみんなで観察することに。今日で3日目。すでに稚魚っぽいかんじになってきていて、子どもたちは「もうおおきくなった!」って、休み時間になるたびに水槽に顔をくっつけて、のぞいています。

もちろん、自学ノートのわくわくメニューはウーパールーパー祭り。おかげで、オイラもくわしくなりました。なによりも、家にもって帰って飼いたい子どもたちが続出。お家の人を説得しているみたい。いいチャンスなので、家の人をせっとくするプレゼン練習もできるかもしれません。これこそ、PBL(problemのほうね)が可能!?

しばらくは、ウーパーたちの動向が気になるところです。
ウーパーたちはなかなか頑丈です。子どもたちも素手でにぎったりしてるときも。教室で飼うにはおすすめです。よかったら、ゆずりまーす。

あー、楽しかった。

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ものづくり没頭中 じしゃくであそぼう ものづくり編 オイラの科学者の時間11時間目 その18

 

なにかに没頭している時間はいいですね。子ども達も「ものづくり」に没頭しています。おもしろいのが、4時間目の理科の前に、算数がありますが、気づいたら休み時間をとうにおえ、4時間目も5分すぎて気づく始末。みんなもくもくと勉強に没頭していました笑。「理科やりて~~!」というへんな圧がないのがおもしろい子達だなって思いました。最近、算数がニガテだった子が、おもしろくなってきたって教えてくれました。それも嬉しいですね。

さてさて、理科はものづくり2時間目。もう、なにかをつくるのに没頭していました。ジャマになりそうなので、ミニレッスンはなしにしたのは、いい判断だなと思いました。

 

オイラが「ひまだなー」とぼーっと眺めていると、いろいろな姿が目に飛び込んできて気づくことがありました。子ども達もそれぞれ試行錯誤をしています。「このバスケボードのうしろは、フェライトじゃむりだ。ネオジムじゃねえとくっつかない」と職人さながら、マニアックなことをぶつぶつとつぶやいています。材料置き場をうろうろしながら、手にとってはおいたり、なにかいろいろ考えているみたいです。

 

ただながめていても暇なので、御用聞きにいきました。ちょっと手伝ってみたり、ジャマしてみたり。もう、オイラの役割は、ただたんに一緒におもしろがっている気のいいおじさんですね。共有の時間もとばそうかな?と思ったのですが、よくよくみてみると、みんなそれぞれのプロジェクトチームや自分の作品に夢中でお互いの事にはあまりにも無関心。ということで、ふたつほど共有してみました。

 

ある少年の電車は、磁石のスイッチ式になっていて、光がつく仕組み。みんなに拍手もらってました。なんかセロテープでごちゃごちゃしているのが好きだな。ミニ四駆みたい。こういう子は、授業が終わっても、わざわざ説明しにきて熱く語ってくれるのがいい。

 

もうひとつは、紐にクリップがついたランナーが、校庭の周りを磁石でうかせながら走らせるゲーム。同時に5人が競い合えます。みんな「やりたーい」と目をキラキラさせていまいた。共有の時間をちゃんととって、よかった。今日のジャーナルには、やっぱり磁石のゲームのことがたくさん書いてありましたので、魚釣りゲームもおおいに影響を受けている様子でした。

 

こんな感じで、あと2時間がすぎていくんでしょうね。

 

あ~楽しかった。IMG 2649



おもちゃは意図的につくってくれないんだな じしゃくであそぼう ものづくり編 オイラの科学者の時間10時間目 その17

 

これまでとことん追求してきた磁石遊び。その性質をつかって、いよいよ「おもちゃづくり」がはじまりました。この単元は、学年末に用意されているものですが、学年の先生たちと相談して、磁石単元と併せてやってしまうことにしました。

そのものの性質をつかってものづくりをする。これってとてもいい学びのデザインになりそうな予感。レポートとかまとめテストとかよりも楽しいし、よりよいパフォーマンス評価になります。

大人の世界だって、プロトタイプをつくるのと近しいです。そういえば、「学びへの誘い」佐伯胖さんの本にも作品は学びの文化であることが記載されていました。

子ども達は教え手の評価とは関係ないところで、実際に「さわれる・あそべる」ものを通して学びの実感を高めていくでしょう。遊んで学ぶ。そして、学んだことをまた遊びに変形していく。こういう往還が必要なんでしょう。でも、教科書の直線的な学びだとなかなかそうはなりにくい。どこかで、やはり教師のデザイン性が発揮されなければいけなんでしょうね。そのためには、教科書はとてもよい資料となるはずです。

 

一昨日の土曜授業日。保護者の方達が参観される中、子ども達はすこし緊張気味にはじまりました。ミニレッスンは、4時間の計画を決めて、使えそうな材料の紹介。これ、今回、材料をふんだんに用意しました。これに刺激されて物作りのイメージがわく子もいるでしょう。でも、ここの材料が少ないと、つくるものが規定されてしまいそうです。オイラの意図としては、闇雲に創りながら考えるよりも、思考したことを意図的に考えていってほしいので「計画書づくり」からはじめました。もちろん、だれとやるかは各自におまかせです。一人でやってもいいし、多くてもも4人までと確認しました。すると、結果、子ども達同士の話し合いにより、当初の計画とは異なるアイデアが継ぎ足されるので、計画書は、つくってみたいおもちゃの見通し程度となり、思考面の評価とはなりにくくなってしまいました。意図的・計画的にやることは、創造力を発揮するときのジャマになりそうです。このへんは、もっとよく研究していきたいところです。

それでも、一応の見通しを黒板に書き出しながら情報交換を意識してすすめてみました。

パチンコ、レース、ボーリング、迷路、ヘリコプター、魚釣り、トラック、ラジコン、クレーン、UFO、バスケ、恐竜、ワニ、ゲームなどなど。

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「どうやってパチンコつくんのかな?」っておもっていたら、斜めにした箱にいくつもの鉄片を貼り付けています。その間を丸磁石が通り抜けるといった仕組みです。おもしろそう。でも、実際に思っているように丸磁石が動いてくれてませんでした。こういう微調整に、ここまで体験をつみかさねてきた磁石経験といった肌感覚が発揮されるのだと思います。よく試行錯誤してましたので。「たのしそうじゃん!それ!やりたいやりたい!」と、ちょっとだけ話しかけて、そっとしておくことにしました。

全般的に、「魚釣り」が多そうです。やっぱりやりたいよね。うん。やりたい。今回、1回目はそれでいいけれど、何度か繰り返していくとより多様な魚釣りにもでききそうです。今回は4時間ときめてしまったので、それが足枷になってきそうです。うーん。魚釣りプロジェクトの人たちと集まって、なにかアイデアを出し合ってみようと思います。

ここまで来ると、何かを思考している、学んでいるかはなかなか見て取れませんので、楽しい図工の時間ですね。でも、それでいいんだと思います。考えたり、つくったり、遊んだり。学びは個人の中に勝手に起こっている。よくよくみていると、つくるのだってよく考えてますからね。

あ~、楽しかった。

いよいよ最後。テストもクリア。じしゃくであそぼう オイラの科学者の時間10時間目 その16

磁石熱が再ブーム中。「イガせん、100円ショップでみつけてきた」と強力なネオジム磁石をみせてくれた。フェライト磁石だって20個以上首輪のようにぶら下げて喜んでいます。この近辺のダイソーから磁石がなくなっているみたい(笑)

いよいよ最後の10時間目。「やりたいことをどうぞ」と。前回の「古い磁石はSSが引き合う事件」を解き明かそうとする子もいる中、一応の落ち着きを取り戻し、しっとりした時間となりました。オイラもそれぞれの取り組みをじっくりと外からみてとれた時間でもありました。10時間もてっていして遊びこむと、おちつきがでてくるんでしょう。

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時間がたつにつれて、金属の中にある「磁石の成分の向き」がばらばらになると予想しています。絵本で紹介した磁石をつくる逆の発想です。すごいなぁ。

子ども達の学習の仕方をみていると、こういった遊び学習だと、一律教科書学習と異なり、自然と差がうまれてきますね。進度というよりは、学びのスタイルです。ふだん、よくイタズラしたり、突拍子も無いことをやって怒られている子ほど、いろんなアイデアを出し合って試しています。でも、それがほんとにいい学びになっています。

逆に、ふだんから大人しくし手がかからないいい子ほど、試行錯誤が小さくなってこじんまりとし、学びが拡張しにくいものです。ただ、様子を見ているとワンパク少年・少女たちが他の子を「まきこんで」学びが進んでいるようです。このへんに、みんなで学習するコミュニティの良さが自然と生まれてくるんだな、と思いました。

「知識を教えられる→知識をを受け取る」といった学習モデルだと、こういった自然発生的なつながりまではなかなか生まれません。遊びだったり、楽しんでいるといった要素があるから、地域の子達が自然と集まって遊ぶように、学びがつながっていくんでしょう。学習コミュニティの力はこういうところにもじんわりきいているとわかりました。

このとき、教師はただ観ているだけではなく、「つなぎ」を意識していくと、子ども達同士の学びも広がりがでてきますね。「あっちで、同じような実験やってたよ」「あそこでも、おんなじことに悩んでいるたよ」って。子ども達は最初は視野が狭いので、いろんな人とつながりたくとも、つながりにくい。いや、そもそも、つながりたいとはあんまり思っていない子も多いものです。基本、自分の学びにまっしぐらです。教師がちょっと「学びに誘う」と、視野が一気に広がるようで、うれしそう。友だち関係とか男女の差とかすんすんと越えていきます。今回は、発明模造紙(発見したことを貼り出したクラス掲示用の模造紙)も、そういった役割を担っていましたね。模造紙を観て、友だちのところに相談にいくといった姿がありましたので。

子ども達の動く姿を感慨深くながめながらも、いっしょに「おしゃべり(形成的評価)」しながらやっていました。

「学習のまとめはしない!最後まで遊びで行こう!」と決めていたけれど、誘惑にまけて、最後にどれだけ磁石の性質に気づいていいるのか、やっぱりノートに「書くこと」にしました。いつもは、実験の記録として5分ほど時間を取っていたのですが、今回は、「磁石のせいしつ」について書く時間としました。

すると、やっぱり。書くことが得意な子はよく書けます。そして、書くことが苦手な子はなかなか言葉にしづらそうでした。試行錯誤から、磁石の性質を体感する経験を積み重ねること。これははずせません。ここから、「言葉におさめる体験」も併せてやっていくことがやっぱり大切でした。「わかっているんだけど、うまく理科言葉を使って言葉にしにくい~う~!」というのが、本音みたいです。

理科では、体験と理論の往還とていねいに積み上げていくことが必要ですね。ただし、理論をやりすぎたり、まとめすぎると、学習そのものが形骸化してきます。このへんのバランスはクラスの様子をみながらではないと、なんとも難しいものです。この単元でいえば、途中途中、もっとオイラが「言葉としておさめる」ことを手伝う共有の時間があるとよかったと思います。もっとクラスの共通言語ともできたかもしれません。

それにしても、理科の業者テストよくできていましたので、一安心。自分の言葉でなんとか表現しようとねりねりした解答がいくつもあり、ここまでの取り組みが回答欄からうかがえて、ペーパーテストでも「思考」する一面もみてとれました。一つだけ、ビニルタイ(パン袋をしばっておくあれね)の扱いはオイラが用意していなかったので、そこはビニルに引っ張られ、誤答も。オイラのせいでした。この辺は、あらためて確認しようと思います。

 

今回、ハンズオンできる磁石教材によるのかも知れませんが、こういった遊びで単元構成していくことも十分、研究の余地がありそうです。いつか、科学者の時間として形作っていきたいです。あ、まずは数学者の時間からか(てへぺろ)。

次回は、これまで学んできた磁石の性質をつかったものづくりへ。4時間おもちゃづくりをしていきます。さて、どうなる!?

 

あ~、楽しかった。

まとめは、昔の道具カルタをつくってあそぼう

 

カルタ遊びは日本の文化です。社会科見学のあと、ちょっと今、昔の道具カルタをつくって遊んでいます。

博物館にいって、昔の道具調べをしてきたあと、それぞれの調べてきた道具から、クラスの人数分の36こ分を選別しました。それぞれの昔の道具の機能と名前を、日本の心である五七五の読み札にまとめました。

それをつかって、4人グループでカルタ大会。4人の中から「読み札を読む人一人」「カルタする人3人」で戦います。1位はひとつ上のグループに。3位の子は、一つ下のグループに移動します。その際、昔の道具カルタの読み札と取り札を1セットだけもって移動します。それで、かなりのカルタが試合ごとにシャッフルされる仕組みです。次の試合では、さきほど読み札だった人が、今度はカルタをする人になります。

3年生は頭がやわらかく、すぐにおぼえてしまいますね。そして、カルタをとおしてマナーも学べるし、ゲームに負けられない子、落ち着かない子にとってもいい練習の場になっています。ルールは、みんなで相談してきめました。「おしゃべり1回休み」「同時はじゃんけん」「お手つき1回休みで持ち札1枚献上」「手はおひざ」。

子ども達の様子を見ていると、手がもげる!?という速さでカルタをたたきとっています。すごっ。子どもはなにをするにも全力です。

グループにはたった4枚のカードですから、すぐ覚えられて、どんどん入れ替わるから、おもしろそうです。さっそく、カルタを家にもって帰って、自学ノートにやってくる子もでてきました。

準備も1~2時間ですむので、気分転換がてら、たまにこうしたカルタをみんなでつくってやったりしています。たまには、こういうのもいいなぁと思いました。

あ~楽しかった。

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