単元の最初に「質問作り」で探究スタート!


先日、ダン・ロスステインさんが来日されたとき、「質問づくり」のワークショップに参加した。質問を最初に作ることは、やはり学びの原動力をかき立てる何かがあるなぁと再実感。



※数年前に新宿の居酒屋で市川力さんより紹介されたときは、まだ未邦訳の洋書だった。その後、吉田新一郎さんに下訳を読ませてもらったりと、なにかと縁のある本。


本のつくりがよすぎて、本以上のことをみつけられなかったのが残念であった。それほど、この本には力がある。

理科でもさっそく「質問づくり」をやってみた。といってはいいすぎだけれども、これまでどおり、単元の最初にやっている、課題作り。蜘蛛の巣マップでアイデアを拡散していって、いくつかしぼって、模造紙に最後にまとめてみた。

IMG_3138のコピー


子どもの好奇心っておもしろい。「羽の模様を知りたいな」っていいなぁと思う。「ルイボシカミキリの青が美しい」って、福岡伸一がいっているのをふと、思い出した。実際に福岡さんから、そのルイボシカミキリの標本をみせてもらったたときには、オイラにはそれほどなかなか美しいとは思えなかった。好奇心を持ち続けるオトナはどこか、かっこいいと思う。羽の少年も、そういうオトナになっていってほしい。



「めんたまの中がどうなっているのか知りたい!複眼っていうんだってよ」につられるように、「やっぱり、頭の中身もしりたいよな」「そうだそうだ、ハラの中身はもっとしりたい」と、マッドサイエンティストよろしく、血がさわいでいるようだ。蜂の寄生虫がイモムシのはらからでてきたら、驚くだろうな。

今後、研究を進めるに応じて、これらの課題がぬりつぶされていくんだろうな。そして、自学ノートでもさっそく!調べたりと。
ほんと、3年生の理科っておもしろい。教室は、イモムシごろごろしています。

満を持しての自学ノートスタート!


こないだの土曜日。学校公開日で2時間ぶち抜きの「自主学習ノートの作り方」をやってみた。

例年では、4月の1週目に授業参観で「自学ノートのをやる価値共有」をやっていたけど、今年は「むりしない」をすることにして、一月まってみた。ふりかえってみると、慌ただしい中で突き進んでやってこなくてよかったなと思った理由がいくつかあるなぁ。

・学年の先生達もいっしょにやりたいって言ってくれてたのもあり、学年のペースにもあわせることもできた。同じ時間に、同じ資料をつかってたので、それぞれの教室では「3年生は何分めやすに自学やるの?」「35分♪」とふりむきざまに苦笑をさそったにちがいないな。

・この1ヶ月はいわゆるずっと「宿題」を出していた。読書マラソン1000分カード、イガぷり(あまた使う算数良問ね)、算数ふりかえりプリント、辞書引きプリント、漢字ドリル、計算ドリル、漢字小テスト練習などなど。実はこれがじわわんときいてきて、これからの自学メニューの材料になる種まきとなっていた。

・5月の学校公開日は「引き渡し訓練」も兼ねているので、家族の参加率が高い!ということは、いろんな人からのフィードバックをもらえるチャンス!子ども達だけで無く、参観と引き渡し訓練にきてくれていた保護者のみさなんにもギャラリーウォークに参加してもらった。子ども達は「うおおおお!こんなにコメントもらっちゃったよ」と嬉しそうだったよ。

・なによりも、年度の最初にイキッて最初にパフォーマンスするよりも、じっくりとオイラの気持ちのペースと子ども達のペースに合わせ、スタートをきりたかった。名前と顔も一致して呼んであげたかったし。結果、3年生ということもあり、それがよかったなぁ。この一月で、お互いのことをいろいろわかるので、支援することがけっこう個別にみえるようになってきた。

授業の中で、子ども達はなぜ勉強するのか?という問いに、「将来困らないため」と発言していた。きっと、そう言われてきたんだろうなと思う。でもね、将来困るかどうかは、将来そのときにならないとわからないじゃん。その中でも、「勉強って楽しい!」って言ってくれた子がいたのが嬉しい。オイラたちは、べつに、老後のためにむかって学習したり、働いたり、生きたりしているわけじゃない。刹那的では無いけれど、子ども達には、今をちゃんと楽しんで生きてほしい。それは、学校にいるときもそうだし、自学をしているときだって、そう思う。

今日、家庭訪問で、「自学っていいですね」って嬉しい言葉をもらった。もちろん、自学ノートにはまる子もいるし、はまらない子もいる。そういう子達への関わりかたって、とっても難しくも学びが多い。その話はまたこんど。

そうそう。今月の教育技術は自学ノートの特集をくんでもらいました。
丁寧に取材にきてくださり、子ども達の自学対談ももりあがりました。
自学ノートのビフォーアフターもおもしろい!?
機会がありましたら、ご一読ください。



学生時代いっさい文章を書かなかったオイラが、書けるようになった秘密にしておきたい「文章を書けるようになる」ための3冊+1冊

学生時代いっさい文章を書かなかったオイラが、書けるようになった秘密にしておきたい「文章を書けるようになる」ための3冊+1冊

児童心理の原稿を、先ほどようやっと入稿できました。
思い返せば、小学校から高校生まで、一切作文は書いたことがなかったんだよね。ホントのことをいうと「母ちゃんゴーストライター」がそれはもう立派に文章を仕上げてくれていたから。でも、立派に仕上げてくれればくれるほど、自分でそれ以上のものを書けるとは思えず、ますます書けなくなっていく。だから、オイラは、書けない人の気持ちはとってもよくわかる。そもそも、そういう人は、本を好んで読もうとしない。マンガが好きなはず。図星だな。だって、オイラがそうだったから。
だから、とっても読みやすくて、書くための一歩を踏み出してくれる、ためになる本を選書してみた。書くことが苦手!いやだー!でも、ちょっと書きたい!っておもえる、そんな人たちにだけ、ぜひ、こっそりと読んでほしいおすすめの3冊+1冊を紹介しちゃいます。

1 伝わる・揺さぶる!文章を書く



この本にであったときは、もう武者震いがしましたよ。旅行帰りの飛行機の中で。ていねいに、メモをトリトリじっくり読みこんでしまった本。
1 一番言いたい意見は?
2 この文章のゴールは? 
3 論点(問い)は?
4 読者は?
5 自分の立場は?
6 納得できる根拠は?
7 根本思想は?

書くことは、論点(問い)がつくること。んもうどれもこれも、みんないいんだけれども、なによりも、「根本思想」で自分自身を顧みるところがサイコー。とにかく、自分であるために、りんと向かい合うくだりは、何度も読み直してしまい、勇気をもらう。書くことって、結局は自分自身を言葉にしていくことだとわかった本。山田ズーニーさん、それ以来ファンになってしまいました。


2 入門 考える技術・書く技術



とってもロジカルでわかりやすい本。この本は、特にOPQ分析がよかった。
O:object 望ましいゴール
P:problem 現実とのギャップ
Q:question 読み手の疑問

このフォーマットで、読み手のニーズを代弁し、主張に興味を持ってもらえてしまう。だいたいの文章の冒頭を書けてしまうばかりではなく、プレゼン資料もこれでいけちゃう優れもの。入門編じゃないすっごい詳しいほうもあるけれど、初心者のオイラには入門編でぜんぜんOKだった本。


3 20歳の自分に受けさせたい文章講義



一気に読めてしまうほど読みやすく、ほんとに二十歳のとき読みたかったと思えた本(北斗の拳ばかりではなく…)。読者のイスに座るとは(読み手になって文章を読み直す)どういうことなのか?めんどくさい細部だからこそ、描写するその価値。文体のリズムの作り方。んもう、2歳で読みたかったよね。

おまけの1冊 日本語の作文技術
「書くためにおすすめの本は?」と編集者の方たちにきくと、もれなく必ずこの本が返ってきます。それほど、書く技術に特化された本。んが!読みにくいのが玉にきず。それさえ、克服しちゃえば、句読点の打ち方や、修飾被修飾の関係まで、ほんと細かい技術をちゃんとおさえられちゃいます。まぁ、まだオイラはできていませんが。

先生という仕事につくと「書く」ことがいつのまにか増えてきて、最近では、2冊平行して原稿を書き始めているほどにまで、オイラは変わることができてきた。まだまだ文章は決して、うまくはないけれど、書くことアレルギーからだいぶ克服することができたのはこういった本との出会いのおかげ。

ようやくわかってきたよ。書けなかったのは、ゴーストライターがいたからじゃ無いんだよね。ただたんに「考えていない」し、「考えるコツ」がそいもそもわかんなかったんだだよ。

尊敬する編集者の方がいってたのが、よい文章をかくには、
「本を読み、そして、自分をえぐれ!」だって。
そんな文章を書けるように、日々、綴っていこうと思う。


書くことは考えること

添付してあるPDFは、オイラが文章を書くときに、参考にしているこの3冊のポイントマップ。参考にどうぞ。
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