★★第94日目「マルチエイジのわくわくタイム」★★



今日は、一年生と私たち4年生の合同授業をしました。
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子どもたちに話しました。
「いつもの「わくわくタイム(自習の自立的学習)」を1年生と一緒にやるだけだよ」
「たくさん1年生をほめてあげてね」
「分からないところは、いつもの勉強のとおり、相手にとってわかりやすい説明をいっしょに考えてね」
「自分の学習計画が終わったら、次の学習に進んでみてね。1年生はその姿を見てるからさ」
子どもたちは、鼻息フンフンでやる気一杯です。

1年2組は34人。4年1組も34人。なため、学習人数がちょうど1:1
理想的なマンツーマンでかかわれます。
4年生もはりきっており、いや、張り切りすぎて、1年生1人に対して4年生が2人ついている場面もありました。
自分の課題もさることながら、1年生の学習進度をよくみながら勉強していました。
また、隣で集中して4年生が学んでいるだけで、1年生にとっては、「とても集中できる環境」となるようです。

1年生担任の先生の感想から
「あんなに穏やかに過ごせた1時間ははじめて!」
「算数の理解が遅い子が嬉しそうなニコニコ顔をしていた」
「子どもたちが前のめりで勉強していた」
「明日の幼稚園児たちの訪問のよいモデルになった」
子どもたちの大活躍の様子が伝わってきますね。

私たち4年生の声から
「楽しかったし、もっと教えてあげたい」
「すっごく、集中できた」
「使っていい用語が難しかったよ。10倍でしょ!って、あっ、そっか、まだ習ってないんだっけっ、てね」
「強くも言えないし、甘くも言えない。」

1年生の声から
「ありがとう。おにいさんがとってもやさしかったよ」
「たのしかったよ。また、やりたいな」
「おねえさんあたまよかった」
子どもたちの感想はすべてポジティブな反応ばかりでした。
これを給食の時間、4年生の子どもたちに読み上げてあげたら、すっごく嬉しそうでした。
この感想用紙をなかなか書けなかった1年生にも、熱心につきあってあげている4年生が印象的でした。

4年生のAくんは、1年生のわんぱく坊主くんの隣に座ることとなりました。
Aくんは、1年生のわんぱく坊主くんに懇切丁寧につきっきりで教えてあげています。
いつもならば、4年生の教室では教わる機会の多いAくん。
ここぞとばかり、はりきってがんばっていました。
そして、いつもならついつい落ち着いているのが苦手なわんぱく坊主くんは、今日は落ち着いて真剣にプリントに取り組んでいます。
やっぱり、「かかわりが人を癒すんだなぁ」と感じました。
教え方もたどたどしく、けっして上手ではないけれど、一生懸命さが隣にいて伝わってきます。
プリントを見事終えたわんぱく坊主くんは満足げに私のほうを見て、ぴゅーっとどっかに走って行ってしまいました。
「Bくんどうする?」と聞いてみると
「呼んでくる~」と追っかけていきました。
「まってよー。読み聞かせしてあげるから」
そして、一生懸命に読んで聞かせています。
二人の頭がくっつきそうになって読み聞かせをしている姿は見ていて目頭が熱くなってしまいました。

このたった、45分の時間は私にとって、教育の理想的な時間でありました。
子どもたちは教師にしいられなくても、自然と学び合っている。
4年生にとっては、なんらいつもとかわらない授業に、1年生が入ってきてくれた。
それが、少し刺激となって、両者がうまく生かし合っている。
たった1回目でこのクオリティー。
いろんな人とかかわるだけでも、とっても社会的、情緒的な学びとなります。
こういう取り組みが少しずつ広がって、クラスや学年の枠を超えて学び合う学校が生まれていくると
学力不振、おちこぼれ、学級王国や、学級崩壊、職員同士のかかわり、小中連携など、学校がかかえる多くの問題が大きく改善の兆しがみえると感じています。

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