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★★第76日目「ついにキタ~!?全員が80点以上」★★


さて、いよいよ漢字テストの採点が終わり、子どもたちに返却するときです。
採点する私も、いつになく緊張してしまいました。

私はテスト返却時は、基本的に得点を「発表」し、子どもたちに情報を公開します。
80点以上は、得点を発表しなら「合格!!」と大げさに返却します。
しかし、80点未満は「残念」「おしい」などと励まし返します。
子どもたちもこの瞬間を楽しんで待っているようで、合格が聞こえるたび、拍手がわきます。
でも、残念が聞こえるたび、勢いが減るものの、「ドンマイ」がきこえてきます。

情報公開するのは子どもたちに「気づいてほしい」からです。
自分たちの学び合いの深さがどれほどなのかを

本当に仲間同士、全員が助け合えたのか?
最後まで、教えることができたのか?
子どもたちが、ちょっとだけ教えるかかわりをもって、教えた気になっていなかったのか?
子どもたちが、答えのヒントをもらっただけで、わかった気になっていいなかったのか?
子どもたち自身が「あぁ、まだ、あの子への教え方があまかったんだ」
「おれは、ただわかった気がしていたんだ、もっと、くいついて質問しなけりゃ」
と気づいていほしいからです。

私からは、もちろん、日々、点にこだわるよりも、そこまで「しっかりと助け合えた」かを価値観教育はします。
ですから、子どもたちの様子からは、差別感を感じる雰囲気はありません。
だって、子どもたちは、もうそんなレベルで勉強していませんから。
そういった意味でも、子どもたちを信頼している私がいます。
テスト返却時は、どちらかというと、励ましのムードで温かい感じがしています。

さて、漢字テスト一発50問勝負。
返却が始まりました。
「○○くん!・・・・・・・、合格!!」
「うおー」「パチパチパチパチ(拍手)」
そうです、この日のため、○○くんは毎日練習してきました。
でも、なかなか合格点にいかず、休み時間も練習しているほど。
それを助けようと、問題を出してくれたり、答え合わせもしてくれたりする仲間がいました。
もちろん、私もマンツーマンで見たときもありましたが、子どもたちが教え、支える方が
よっぽど良い雰囲気で学び合っています。
そんな敬意もあり、子どもたちの喜びもひとしおです。

「合格!94点!」「イイェーイ!!」
「合格!98点!」「イイェーイ!!」
「合格!100点!」「イイェーイ!!」
「合格!98点!」「イイェーイ!!」
「合格!86点!」「イイェーイ!!」
しばらくつづきました。

子どもたちは、もう完全に「合格パーティー」確約の準備です。
しかし、ついにきました。
「○○くん・・・・」

「残念・・・」

「えっ?」

もちろんその子も、私も目が合い、共にうなだれてしまいました。
その子はテストをすばやくとって、自分の席に急いで帰ろうとしているとき

他の子達が

「パチパチパイ」
「がんばったよ!」

「ドンマイ!」
「ドンマイ!」

私は「えっ?」とつい、口にしてしまいました。
だって、あれだけ期待してたでしょ!
子どもたちが一番知っていたのかもしれません。
テストの点よりも、それに向けて努力することの大切さ。
私は、次の日、感じたことや嬉しかったことを少し話「残念会をしよう」と提案しました。
みんなニコニコしていました。

失敗って、たくさんのこと、気づかせてくれるはずです。
これで、○○くんはさらに、強くなるだろうし、まわりの子も、○○くんへの関心や関わりが
深くなるはずです。

学級って、一筋縄ではいかないなぁ、
でも、その都度、子どもたちの「キレイな心」に救われています。
私って、幸せだと思います。
こんな素敵な、子どもたちといっしょに勉強する場にいられるなんて。

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