自学ノートに「考える楽しさ」をパズル問題で



宿題が効果が無いっていわれているのは、ある意味真実。それは、学習者が「考える楽しさ」を作り出せていないからであり、一律にだれもが同じような習熟ドリル練習を課されてしまうからだろうな。

学習者が自分で学びを少しでも改善していけるように、繰り返しドリルの扱い方について、子どもたちと話し合いで決めてきた。自主学習ノートの1メニューとして、ドリルなどはばっちりメニューにも取り入れて、ある程度のバランスをとれるようになってきた。それなりに「自分なりの学び方」を身につける練習となってきた。

でも、ここ数年、そのバランスの取り方がどうも違うと思うようになってきた。それは、わくわくメニューでは補えていなかった「考える楽しさ」を追求しきれていなかったから。

そこで、最近では、オイラから「イガもん(イガせん問題)」として、考えるパズル問題を定期的に手渡している。

パズルはドリル練習と異なり、評判がいい。それはドリルが退屈であるからといった理由からではなく、「うーん!」とうなって考えて、試行錯誤して、それでも解けなくて!って粘り強く考える楽しさがあるみたいだ。

とくに、迷路問題なんて子ども達は大好き。なんどもなんども、消しゴムで消し直して「できない〜涙」って。それもそのはず、なかなか難しい問題を用意しているから。「私がやっても、お姉ちゃんがやっても、お母さんがやってもできなかった!」と嬉しそうに話してくれる。そのプリントはもう、穴あいてしまい書けなくなっている。

「解けなくてもいいよ」って渡しているにも限らず、解きたい!気持ちがいっぱいでついついがんばってしまうようだ。粘り強く考える「しなやかマインドセット」を育てる練習になっているんだろうな。

IMG_0340.jpg
オイラはそれらの問題を毎日一問ずつ、参考書などをもとに「イガもんノート」に書きためている。今学期で、3冊目になりそう。どの問題がいい問題なのかなんて、最初はよく分からなかったけれども、いまでは、どうも解けない問題ほど子ども達にとっては「燃える」らしくて、良問となることがわかった。

その問題をせっせと学年の先生達にも配って、若い先生にもやってもらっている。すると先生ですら解けない問題もたまに出てきてしまう。でも、クラスでいっっっつも世話ばかりかかるとんがり小僧が「ふむふむ」としばらくプリントをながめつつ、鉛筆をおもむろに取り出してスラスラスララ〜って解いてしまう姿をみると、子どもの可能性に驚いてしまう。もちろん、算数が得意な子にとっても、苦手な子にとっても考えるきっかけとなっている様子。

FullSizeRender 16
最近では、パズル問題をもとに、自分でも「問題作り」をして、実際に解いてもらうとなかなかいい問題が、自学ノートに集まってくる。きっかけは先生からはじまっても、自分でつくることで、そのオーナーシップが逆転しはじめる。毎日の自学ノートに「イガ先に挑戦状」があるので、けっこうしんどい涙。

ということで、クラスではパズル問題を自学ノートのメニューの一環として取り入れるようになったこの2〜3年。おすすめの参考書もあげておくので、ぜひ、それぞれの教室でも考える楽しさを味わってほしいなぁ。

IMG_0349.jpg


宿題は効果がない!なんて最近きくけれど、考えることを楽しむような宿題でその効用も変わってくるはず。修行僧のようにドリル3往復地獄から開放されてほしい。子ども達のため、ひとりひとりのことを思っているなら、なおさらのこと。

IMG_0285.jpg
問題作りをしてくると、かならずこういう歌舞伎者がでてくるのがうれしい。


子ども達の迷路好きをとことん追求できたいい本!


大人もうーん!と悩む問題


図形なんかもいい。とくに算数得意な女子が頭ひねってる!


あなどるなかれ!いろんなパズル問題の種類が豊富。

Trackback

Trackback URL
http://igasen.blog22.fc2.com/tb.php/551-f99cdcfa

Comment

Comment Form
公開設定

news
comment
log
category
all

全ての記事を表示する

search
link
このブログをリンクに追加する