できていないことを指摘し合うグループ学習に必要なもの

 

この数日とてもおもしろい体験をした。ふたつの研修に参加したんだけど、どちらも「まちがえを指摘する研修」だった。でも、「おもしろい」と思ったのは、その効果が歴然と異なるからだったんだよね。

一つは学級経営の研修で、もう一つはサーフィンのスクールのこと。8月の上旬に学級経営の研修があった。オイラは自分のクラスデータをもって行くことになっていた。

グループに分かれると、まずオイラのクラスの「できていないところ」を指摘するよう指示された。内心、「あぁ、こりゃやだな。ただでさえクラスのリアルな実態について報告するのにぃぃ涙」とおもいつつも、「これもサダメ」と、まな板にあがってみた。

しかし、そこででてくる先生方からのご指摘は遠慮するようなやわらかい指摘。まぁ、そうなるよね。それから気分がのってきたのか、やや突飛な指摘。そして、すでにオイラも1学期間ずっと思案してきたような指摘の数々だった。

そのグループはその後、オイラの実感とかけはなれている「まちがえ」について、解決策をねりねりして、ちーん。はい、みごと解決、いいクラスへの具体的行動目標となりましたとさ。なんどか、とても悲しい気持ちになりました。

一方、先日サーフィンスクール。ボードに立つ中間姿勢の練習でのこと。そこでは9人ほどの参加者。日焼けしたイケメンサーファー先生がおもむろに「では、一人ずつ前に出てやってみて。みんな間違えを指摘してください」とのこと。砂浜とバカンス気分が一気に氷り、緊張感がはりつめてしまった。

一人目のビギナーサーファーがおそるおそるみんなの前で中間姿勢の動作をとる。それを指摘し合う。そもそも、正しいポジションへの理解があやふやだと指摘もしどろもどろになる。だから、オイラはおとなしくしている。すると、「あぁ、これもまたこないだのよくすると言う名のさらしの刑だ」と思っていた。

けど、今回はちがってんだよね。毎回毎回、ていねいに「できていないところ」をせっせと指摘してくれる。しかも白い歯をキラキラさせながらまぶしい笑顔で。好きになっちゃうよ笑。いつの間にか、お互いの弱点を指摘し合う雰囲気になっていたし、その間違えのポイントも分かるようになってきていた。

学級経営研修とサーフィンスクールの「まちがえさがし」は何がちがっていたのだろう?

専門的にちゃんと指導してくれる人がいること。場にまかせすぎないこと。

オイラもよくやりがちだけど、「話し合えばなんか生まれてくんじゃん!?」的な場の作り方では、やはりたまたま専門性を持っている人がいれば、あたりの学びの場となるだけのこと。そうでなければ、ただのさらし首。その差が如術にでていたのが、この2つの研修の違い。

いわゆる個々へのカンファランスが大切ってことですな。

ほっておかないこと。ちゃんとできるように個別に教えてあげること。

場を丸投げしちゃいけない。そして、教えることへの専門性を持たないと、カンファランスはできないんだよね。きっと、学び合う場を作れてはいるけれど、個別のカンファランスが機能しないのは、教えることやできるようになってほしいことが教え手の中で、ずいぶんと曖昧なためなんだろう。

どきっ!

はい。ちゃんと教材についても研究します。はい。反省。というお話でした。

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このアホづらから、サーファーへと成長していくのです(予感)

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