「残りの教員生活、有意義にお過ごしください」といわれたよ 苦笑

3年生で担任した子たちが、さっそうと卒業していった。オイラは、年度が変わると、いつまでもつながっているってことはほとんどしない。「イガ先さよならー、楽しかったねー」と、子どもたちもけっこう、あっさりしている。それでいいんじゃないだろうか。

でも、たまに、イガせん文庫の本を借りに、わざわざやってくる。オイラは、そんな子たちと、たまにおしゃべりするぐらい。

そして、その本をよく借りにきていた子が卒業した。

 

いよいよお別れ。門出式のときに、その子から袋をいきなり渡された。というか、卒業生は、花道を止まる間もなく練り歩く。そのためか、瞬間、押しつけられたみたいなもんだった。

その袋の中には、クラスで飼っているダッフィー人形のために、縫ってくれたパンツと靴下二つと手紙が入っていた。

以前、ダッフィーのパンツがこわれちゃったので、直しれくれるって、数年前に持って行ったきりのこと。覚えてくれていたんだなぁ。

手紙には、「残りの教員生活、有意義にお過ごしください。4年間、たくさんの本ありがとうございました」とまぁ、淡々と書かれていたし 笑。その子らしい。

その子は、3年生の頃から、よく本をよんでいた。「イガせん、おすすめの本はない?」と3学期には「ダレンシャン」から、「デモナータ」を読破していた。

たぶん、この4年間で、1000冊は読んだんじゃないかな。これまでのイガせん文庫の一番の読者じゃないだろうか。

もちろん、手紙の表紙には、「獣の奏者」「指輪物語」。うん。わるくないチョイスだ。

 

オイラは小学生のころ、まったくといって本を読まなかったので、本の持つ面白さはしらなかった。近所の表札を変えてみたり、火遊びしたり、いたずらしたり、いたずらしたり、いたずらしたりと忙しかったから。

でも、子どもの頃でなければ、読めない本があるはず。オイラは、その大きな出会いをうしなってしまったけど、その子は豊かな時間を過ごしたんだな。

そんないろんな本との出会いをのこせたことがうれしい。きっと、これからも、本を読み進めていくんでしょう。

 

卒業式。みんな感動してうれしそう。なんだか、卒業学年でないと、ちょっと取り残された気分もあったけど、こうやって、ちょっとでものこせるものができたって、ありがたいことだなぁ。

その学年は、座ってられずに学校中うろうろしていた子、ツバばっかはいていた子、ハラたてて得点板もとにもどす子などなどなど。あぁ、いろんな子がいておもしろかった子たち。さっそうとちょっと大人びた顔して卒業していった。人って成長するんだな。

 

さて、明日は、クラスのお楽しみ会3時間。転校生のために実はお別れ会だったりするんだよね。たいした手伝いはしていないけど、クラスの子たちは、いろいろと準備してきた様子。また、あのPA式じゃんけん列車20分間地獄でナチュラル・ハイになるのかしらん。

 

 

余談だけど、本をびっくりするほど読む子に共通しているのは、「TVがない」ってこと。



IMG 2516

いよいよ自学ノートを一冊に。今年はドリルノートを併用したので、冊数はそれほど多くは無いけれど、いろいろ取材をうけたりと、内容はすっごい充実していた一年間。目に見えると、また大きな成果だなぁ。

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