「You、テスト、単元前にやっちゃいなよ!」のプレアセスメントという学習方法やいかに!?

テストのふりかえりサークル対話でのこと。

あるやんちゃ坊主が「最初のプレテスト(プレアセスメント)ではメタメタにやられたけど、しっかり予習やドリルをしたから、かけわりテストは150点いった」と、話してくれました。

さて、最近は、プレアセスメント(Pre-assessment)という方法に取り組んでいます。なんと!単元の最初にテストをしてしまう方法です。テストといっても業者のテストではなく、オイラの手作りテストのこと。教科書でやる内容、ドリル、テストを参考にして作ったもの。まぁ、レディネステストのようなもの?いや、その破壊力はちがいますな。

さて、その効能は?

一定の効果あり!!!!!!でした。

業者テストの平均点は9割を超え、とくに、習熟の早い子、習熟の普通の子たちに効果がありました。3学期だからこその影響もありそうですが、そこをさっぴいても効果あり。その単元で学習する全体像を事前に知っておくことで、子どもたちにとって学習の見通しを持ちやすいため、やる気が増し、予習、復習につながったようです。

授業での初動が早くなりました。仕事して出している計算ドリルへも期日に終わらせる意欲が増し、自学ノートにプレテストをもってかえって、何度も復習をしてくる子がふえました。いろいろな学びと連動してきた様子です。

プレアセスメントについて、子どもたちの「ふりかえりジャーナル」には主に次のことがあがりました。

・この単元でやることがわかるので、わかりたいって気持ちになる。
・何ができていないのかを、イシキできた。
・最初とくらべ、できるようになってきたって、よくわかる。←これって、しなやかマインドセット(Growth mindset)のことだ!


もちろん課題もまだまだあります。

オイラの意図としては、「すでに知っていることや使えそうな方法を想起することで、スキーマづくりを促進したい!」ってありました。「整数のかけ算、割り算がつかえそう!けっこうできたよ!」といった子も、もちろんいました。

でも、プレアセスメントだけでは、思ったより既習を想起する機会にはならなりませんでした。授業そのものに、毎回、既習・既知とつなげていくことが必要なんだと思います。そこに気づかせてもらったのも、プレアセスメントの効能かな。

習熟の遅い子たちにとっては、プレアセスメントを元に、個別の支援方法(diffarenciation)などを考えておかないと、あまり効果がないと思います。このへんは、クラスのどの子がどんな風ににつまづきそうかって、すでにわかっているので、あとは、どれだけ、その子たちにどう向き合えるか、オイラが試されていると思います。場の渡しすぎの点を反省。

結論

プレアセスメントは、子どもたちに「見通し」をもたせられ、意欲面を引き出す効果が高い反面、やはり、その結果にあわせて、個別にそった計画を用意して、柔軟に向き合っていかないといけないぞ。


ようやくここにきて、これまで、算数が苦手だった子が、じわじわと自信をつけているのが、ほんとにうれしい。そして、変化するには時間がかかるなぁと。こういう姿をみるために、いろいろカリキュラム考えてみたりしているんだなぁと、しみじみ思う放課後の教室…。

今後、カリキュラムをどうつくっていくか、まだまだ研究は続いていきます。ここもうまくいくと、より算数ワークショップがツルツルいくから!


プレアセスメントについての参考図書は、まずはここから。


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