対立に向き合えるのは安心感があるからこそ

 

半年がすぎた。近頃、子どもたちの中に、いろいろ対立がおこっている様子。それって、いろいろ自分の意見をいうからこそ。6月ごろ、そして10月ごろにそれがやってくる。

マッキンゼーではたらいているタカハシさん。以前、オイラに印象的なことを教えてくれた。会議で意見をいわないやつはNo Value(価値なし苦笑)だって。おお怖い。その場にいるってコト自体、ありがたいことなのにね。成果をだすためにこそ、意見を伝えるってことは、同じように大切なことなんだろうね。しかし、伝えれば伝えるほどトラブルはつきもの。

さて、このへんのトラブルは、後手後手にならないようになぁと思い、「チームの発達段階の話」から対立に向き合うことを話した。最近の様子は、クラスがすすんでいく段階ではあるけれど、ちょっとオイラのまかせすぎている部分のあらわれでもあるな、と心を引き締め、朝のサークルで時間をとった。

レベル1のできたばかりのクラスはフォーミング

お互いをしるからこそ、意見のぶつかり合いが生まれるレベル2のストーミング、

少しずつ目標を共有しはじめられ、ひとつの目的に向かっていくレベル3のノーミング、

そして、信頼関係がうまれていきどんどん成果がでくるレベル4のトランスフォーミング。


今どこの段階に僕らはいると思う?ときいてみると、みんなは、ノーミングが多く、その中でもストーミングもチラホラと。対立がおこっていることは知っている。こっちから、オトナがどんどん介入してしまうと、スッキリと解決してしまう。けれど、それはなんかちがうよね。

今朝の健康観察のときに、0~10で今、抱えているもやもやを共有してみようと投げかけてみた。もちろん0の子もいるけれど。やっぱり10の子もいた。以外にもあいつが~!?とかいろいろみんななにかを抱えてすごしていることが、オイラにもよくわかった。

こういうことは、ムリに聞き出そうとしないようにしている。その子のタイミングで本当に言おうと思えるときを待ちたい。そのため、いろんな場を用意しておきたいなぁ。

その後、トラブルを抱えている子たちは、どうすんのかなー?って、しばらく様子を見ていた。何気なく話しかけてみると「ずっとこのトラブルはつづくんだよ」ってぼやいていた。でもね、しばらくしたら、友だちにつれられて、「ちゃんと話し合いをしたいから、先生も入って」と声をかけられた。一人じゃできないことも、仲間がいれば何のその。クラスにいるってこういうこと。

「ぼくらは今、ストーミングにいるんだよ」だって。対立するとき、ついついその課題をちゃちゃちゃっとオトナは解決してあげたくなってしまう。けれど、そのなんともいえないモヤモヤを一緒に抱えている時間も同じように大切なんだよね。その子が向き合おうとする課題を横取りしてはいけないよ。ちゃんと、まっこうから向き合えるように。そのため、こっちもモヤモヤ抱えながらまっている。けっこうこれ、しんどい。

話し合ったことをホワイトボードに書き出して、冷静に考えてみる。すると、なかなかいい案が生まれてきてた。

トラブルの前:こんなこと言ったら相手とケンカになりそうか、予想する。★でた!ここで優れた読書家の技が!

トラブル中:距離をとる、時間を置く。

トラブル後:おちついから相手の話をきく。

オトナにもそのままつかえんじゃんって。子どもたちの言葉からでてきたこと。んじゃやってみようとなった。またしばらやくやって、うまくいけばそのままつづけ、うまくいかなきゃ、また話しましょ。なかなかいいアイデアだったので、クラスのみんなとも共有する。

対立っておそれずに向き合うこと。ストーミングを越えていくには、あたたかいコミュニケーションこそ。でもね、それって、クラスの中に、安心感がなければ、向き合おうとできないよね。受け止めてもらえるからこそ、伝えたり、修復しようとする。その安心感があるからこそ、あたたかいコミュニケーションで相手のことを考えよう、聞こうと配慮ができるのかもね。このへんは、いったりきたりをしながら、じわじわとすすんでいくんだろうね。

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大人もいっしょ。でも、子どもほど、真正面からぶつかれないなぁ。技術もいるし、思いやりもいる。ぼくがぼくであるために譲れないこと。そこに囚われすぎちゃっていたり。ちゃんと学校、家庭、こみで向き合っていかなきゃなって、この子たちみていて思ったよ。なんかくるしかったけど、いい時間だったな。


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