芸術の秋、落語はいかがでしょうか。立川談春独演会にいってきました。

週末に「立川談春独演会」に行ってきました。

独演会を聞くのは初めてのこと。映画やライブなどのエンターテイメント性の高いものと比べてみても、じみーでふるーいイメージの落語。なかなかこういう世界にわざわざ足を運ぶことはありませんでした。

落語なんて…と思うなかれ。これがまたほんとにおもしろい。何がおもしろいかって、たった一人の話術で会場すべてが一体感を得るほど引き込まれます。話だけなのに、登場人物がいきいきとイメージできてしまう。いやー、うまいのが圧倒的な描写と臨場感。そして、根田(ネタ)もまた、人情味があっておもしろいのが落語の醍醐味。

談春の高座は常にチケットが売り切れるという人気ぶり。最近ではクリエーターにも人気がたかいとか。会場に集まる方々は、かなりの年配の方たちばかり。

演目は「替わり目」「宿屋の敵討」の二つ。あいだあいだにお弟子さんの話もあります。

「替わり目」は五代目古今亭志ん生のおはこ。なんだかんだいっても女房を大事にしている気性の荒い旦那にまたまた共感。

「宿屋の敵討」はもう笑いっぱなし。伊勢参りを終えて横浜で打ち上げようと盛り上がる江戸っ子三人衆の笑い話。この話ははじめてききました。

現代むけなのか、ところどころ解説のようなものも入り、わかりやすくありました。

談春の魅力は、やっぱり古典落語。うーんおもしろかった。

ぼくはこの本を読んで立川流に興味がわいて独演会に足を運びました。立川談志への愛情ととんでもなさな修行の日々がおもしろく伝わってくるおすすめの一冊です。

芸術の秋。落語の世界はいかがでしょうか。学校に落語家よびたいなぁ。


『赤めだか』扶桑社、2008年4月(第24回講談社エッセイ賞)

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