LAFT報告 『モナリザは怒っている!?』を資料に鑑賞について研究

昨日のLAFT(Learning Association of Facilitative Teachers)では

『モナリザは怒っている!?』を資料に鑑賞について研究しました



 

今回は次のような流れで3時間みっちりほぼ休憩無し

終わってから頭がふわっとする気持ちのいい疲労感を得るほどでした

 

1 大人がまず子どもと同じ教材絵画を鑑賞体験する

2 子どもの反応を見る(DVD)

3 解説(DVD) 

4 以上のことを踏まえ、自分たちで授業デザインする

5 模擬授業をして練習してみる、ふりかえりをする

6 それぞれの実践現場で取り組み記録を残す

7 次回のLAFTでふりかえりとフィードバック

 

 

 

1 大人がまず子どもと同じ教材絵画を鑑賞体験する

大人での対話型ギャラリートークは北海道上士幌中学校の石川晋さんクラスで実際に見てきたのでさっそく使ってみました

大人の絵の見方は、全体に視点が行ったり、その背景や物語にいくなぁというかんじでした

みんなでみるから、素通していまう絵も興味深くみることができるといった意見も

 

2 子どもの反応を見る(DVD)

対話による美術鑑賞によって、子どもたちの中に安心感を生み出しながら、集団でなければなしえない鑑賞を作り出していました

子どもの絵の見方の特徴は次の4つ

「自分と重ねてみる」

「みたいところからみる」

「意味を探る」

「本質をみる」

 

なるほどな

子どもと先生との対話DVDをみると、どんどん話合いが深まっていくのがわかります

先生とのやりとりが活発になるとと同時に、子どもの絵の見方が深まっています

 

しかし、気をつけたい点として

先生の働きかけ一つで、鑑賞の授業を大人の価値の押しつけになってしまいがちだなぁと考えました

教師サイドに、「鑑賞で身につけさせたい力」と「鑑賞で観てほしいポイント」のバランスを欠いたとき、

ついつい、観てほしいポイントを教えたくなり子どもの思考を引っ張りがち

結果、大人の絵の見方の押しつけとなってしまいます

 

子どもがのびのびと話し合える場作り子どもがのびのびと話し合える場作りには、教師の鑑賞に対する理解の深さにあわせて、

日常の学級作りというベースになりたっていることもDVDから伺えました

 

安心して自己開示できる場があることと、教師の鑑賞指導の押しつけがないこと

このへんがポイントかなぁ、今度、北海道山崎さんに質問してみたいです

 

3 解説(DVD) 

解説をきくことでより授業の動画では気づけなかった点を明確になってきました

そこには、集団を促進するファシリテーティブな教師がいて

交流を促すナビゲーションとよばれるいくつかの声かけをしながら交通整理しています

 

すぐれた教師の対話のしかけには次の技法があることが分かります。

DVDブック、P.47参照

 

開かれた質問

思考のための助言

発言の多様化

対話のための焦点か

話題の転換

ゆさぶり

論点の整理

解説

まとめ

 

信頼を築く応答

確認

繰り返し

言い換え

付け足し

発言の掘り下げ

関心を示す

褒める

同意

励まし

 

こういう技術は日常の授業の中で何気なく使っていることが多くありますが

あらためて列挙してみると、はたして効果的に使えているか自問自答しますね

こういったスキルは子どもたちにも明確におろしていきたいなぁと思います

 

4 以上のことを踏まえ、自分たちで授業デザインする

そして、実際に1コマの鑑賞授業のデザインをしました

これが結構秀逸(自分で思うには)で次回までの宿題にしようと決まり、詳細は追って報告します

でも、この授業フレームができれば、毎学期ごと(評価のため?)に行う評価のための感想書かせて評価はなくなることを確信

さっそく近いうち、子どもたちと挑戦します

 

5 模擬授業をして練習してみる、ふりかえりをする

6 それぞれの実践現場で取り組み記録を残す

7 次回のLAFTでふりかえりとフィードバック

この5~7までは時間が足りずに10時に終了

 

今回のLAFT、学び大き時間となりました

一つのDVD動画をみんなでみて研究することは一人でしこしこ学ぶよりもとっても効果があることを実感

それに動画ほど現場の空気を時間、空間を離れて共有できるものは無いですし

また、動画の扱い方はストップ&モーション法を上条さんに教えていただきました

詳しくは、石川晋さんより報告資料までいただきました

感謝!

こういった研究授業の方法も効果的に日常の学び(大人も子どもも)に組み込んでいくことは学習効果、研究校かを高めるはずです

 

また、鑑賞では図工として教科の特質である「形」「色」「よさに気づく」「感性」といったことを教師がしっかりと研究していかないと

ただの「学び方のフレーム」を学習しているだけに終わってしまいます

それはもったいないなぁと思っています

教科の特質のよさを生かすことで、学び方フレーム(ここでは対話型ギャラリートーク)を十二分に活用していけるはず

やはり教科としての教材研究は欠かせないなぁと

最近、学び方に傾倒しがちな自分への戒めも込めて

 

 

しばらくは、こういったサイクルで研究してみてもいいなぁと思います

次回は、ここは実際に山崎さんにSkypeでつないでレクチャーしてもらうと楽しいなぁと思います

もう一つの山崎さんがおすすめされたDVDを鑑賞しながら「表現」することについて検討していきます

 

そうそう、LAFTのメンバーからも昨日のふりかえりをメールでいただきました

 

私は今、図工は専科なので「鑑賞?」という感じでしたが、

DVDの先生の語り口、その解説、子どもたちが考えていることを表出してどんどん深まり、広がること、など私にとって興味深いことが満載でした。
自分ではきっと手に取らないであろうDVDです。出会えて良かった。

大人もさ、こうやって学びを楽しみ、人生楽しみましょ!

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