★★イガせんの夏休み推薦読書

この夏休みは読書にいそしんでいます
夏に入って色々読んだ中から、特におもしろい!と思った本を紹介します
この夏は「人と関わり合って学ぶこと(社会構成主義)」に軸を置いて読書しています
あまり関係ない本の紹介もありますが、ご愛敬(笑)


オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★★☆ 読みやすさ:★★★★★

マインドセット(考え方)の学校の先生向けの分かりやすーい本
「こちこちマインドセット」と「しなやかマインドセット」は
子どもたちにとてもわかりやすいメタファーになるはず
能力よりもその努力の過程をほめることが子どもを伸ばす秘訣!
豊富な具体例を交えて書かれているのでとっても納得でした
こういう本を定期的に読んで自分のマインドセットをメンテナンスすることが大事


そしてなによりもボクの大好きなレイフ先生が
「しなやかマインドセット」のモデルとして紹介されています
余談ですが、確か洋題が「髪の毛がちりちりになるほど情熱を持って教育する」みたいだったような
でも、情熱だけの先生ではありません
教育は熱意だけでなく、かといい技術だけでもなく、そのへんが子どもとのエピソード満点に紹介されています
ぶっとんだ実践の数々に魅了されまくりです

レイフ先生の本について
当時、速読にはまっていたころの書評ブログをリンクしておきました(汗)
興味があったらのぞいてみてください




205冊目! 「子どもにいちばん教えたいこと」★★★★★
http://togetogeteacher.blog70.fc2.com/blog-date-20091008.html



230冊目! 「教師として一番大切なこと」★★★★★
http://togetogeteacher.blog70.fc2.com/blog-entry-283.html





オススメ度:★★★★★ もう一度読みたい度:★★★★☆ 読みやすさ:★★★☆☆
この本は「学ぶこと」を科学した学問的な話で今のボクにしっくりきてとても興味がもてました
人が「学ぶ」とは、知識のスキーマ(塊)がつながったり更新されたりすること
または、そのスキーマ自身が大きく変わる体験で学びが起こるそうです

それには人が社会とつながって影響し合いながら学ぶことが必要と説きます
つまり、オペランド条件付けといった古典的な行動学習とは別の立場の社会構成主義について
論理が展開され、これはおもしろいですよ




オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★★☆ 読みやすさ:★☆☆☆☆
本格的に社会構成主義に興味を持った人にはこちらの本をお勧めします
かなり本腰入れないと読みこなせない本ですが
正統的周辺参加(社会に少しずつ参加することから人は学ぶという概念)を軸に
なぜ人が関わり合いながら学ぶことが必要なのかがとても「わかりにくく」書かれています(笑)
ボクはこの考え方でこの10年間今まで学んできたことがスッキリとつながりました
そして、ボクが学んできた方向性はまちがっていなかったんだと自信が持てるようになりました

例えば、ボクが学んできたのが…
ワークショップ型の授業
学び合い
体験学習
ふりかえり
ファシリテーション
リーダーシップ
カウンセリングのナラティブセラピー
知識創造やコミュニティオブプラクティス などなど


オススメ度:★★★★★ もう一度読みたい度:★★★★★ 読みやすさ:★★★☆☆
この知識創造についてはこちらの本もオススメ!
以前、富士ゼロックスのフューチャーセンターにナレッジマネージメントについて教えてもらいに行ったとき
荒井さんからナイショにいただいた本
集団の相互作用からどのように知識が創造されていくかセキモデルを通して学べる秀逸な本

知識経営コンサルティング「KDI」

ちょっと難解で読みにくいので色々探していたらこんなすばらしいページも!
FEBE オーディオブック
ボクは自転車に乗ってこの本についてよく聞きながら帰ってきます

こういった一度読んだだけでは理解しにくいちょっとハードルの高い本はできるだけ
耳からのインプットに頼ることをお勧めします
最近ボクはFEBEの会員にもなりました
月、980円弱で1冊DLできますよ
毎月買うなら安いかと





オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★☆☆ 読みやすさ:★★★★★
ヴィゴツキーの名前はよく聞くけど、学生の頃は聞いたけど一体「発達の最近接領域」とはなんぞな?
という人にお勧めです
ボクはこれでかなりよく理解できました
「発達の最近接領域」を簡単に言うと、サポートがある環境で人はもっと伸びることができる
だから、友だち同士の学び合いといったワークショップ型の学習に意味があるってこと
こういったことを学習理論から分かりやすく説明してくれます






オススメ度:★★★★★ もう一度読みたい度:★★★★☆ 読みやすさ:★★★☆☆
職場内におけるどのようなサポートがあると人は学習するのかが事細かに検証されてまとめられています
一連の社会構成主義の流れがていねいにまとめられ、この本からも人と関わり合って学ぶことの意義が分かってくるかと思います
ちょっとだけ内容を紹介すると
「業務支援」「内省支援」「精神支援」それぞれに応じた人からのサポートがあって能力が向上するようです
ホントこの中原さんの本はハズレがないですねぇ



最後に、ファシリテーションをもっと深く学びたい人に向けて3冊



オススメ度:★★★★★ もう一度読みたい度:★★★★★ 読みやすさ:★★★☆☆
前回の免許更新でOBS(アウトワードバウンズ)に参加してきたとき
ファシリテーターのガジにすすめられた本
ふりかえりのサイクルについて分かりやすく書かれているし
活動中のプロセスのどこを見るのかなど
PAをクラスで実践している人には知りたい情報がいっぱいじゃないかな
その分野の第一人者にすすめられる1冊は強力です





オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★★★ 読みやすさ:★★★☆☆
名前がまったく同じだけど、ボクは以前からとてもお世話になっている本
4年ほど前からはじめた「かあちゃん★読書会」のワークショップによく使わせてもらっています
理論とやり方がセットのとても思考の深まるアクティビティが紹介されています






オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★★★ 読みやすさ:★★★☆☆
いろんな価値観が多様化している世界、それでも各国が協調しながら進めていかなくてはならないグローバル社会
そんな国々を結ぶ和平国際ファシリテーターの本
国の利益を超えて地球規模でつなごうとするファシリテーターの在り方を学べますよ
グローバル人材に欠かせない4つの力
「直視する力」
「学ぶ力」
「連帯する力」
「助け合う力」
ぼくはこの「直視する力」の項目でこの本に引き込まれてしまいました


今回、紹介したラインナップはいかがでしたか?

ボクが思うに、自分にズドンと来る本との出会いは、「たくさん本と出会う」ことです
目次や太文字などからスキミング(要点読み)しながらたくさんの本に触れることからはじまります
そして、「これいい!」と感じた本をじっくり読むようにボクはしています

本を読むことで知識が生まれます
その知識を今までの体験と照らし合わせながら、次の行動へつなげていき
また、新しい本と出会う
そんなサイクルを繰り返していく自立した読み手がたくさんふえるといいなぁと願っています

この夏、だれもが素敵な本にたくさん出会えますように

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| | 2011.09.03 18:23
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