作家の時間 ファンレター

朝、教室に行くと、わんさわんさとファンレターが集まっていた。そして、わんさわんさと尿検査も集まっていた笑。コレ、忘れちゃうと、明日はえんそくのためピンチ。忘れた子は一人だけ。保健の先生も驚いていた。やりたいことがあるって大きなモチベーション。検尿することさえも。


お話朝会について、教室で「ふりかえり聞く小テスト」をしたのち、集まって来たファンレターを読んであげた。自分宛でもないのに、嬉しそうに聞いている子もいて、教室の空気がやわらかい。届いたメッセージはそれぞれの著者に渡す。みんな食い入るように読んでいる。ニヤニヤしていて嬉しそう笑。


それでも、ある一人の子に、ふと、気がいってしまう。メッセージ届いたかな?と。その子は書くことがニガテな子。なんとか1回めの出版に間に合わせた。まだまだ上手な出来ではないだけに、反応も薄かったかな。どんなふうに感じているんだろう?しばらく考えて、僕から彼宛にファンレターを書くことにした。


その子をみていると、なんだか、初任の頃に担任した、「書けない子」を思い出してしまう。(正確には、書かない子だろうか)当時の僕は、どう支援していいのかがわからなかったし、そんな技量もなく、1文書いたら、ただいっしょに、喜んでるくらいだった。当時、せめて、ワークショップを知っていたら違っていただろうか。関係性や自分で進めることの面白さなど。


今は、せめて、目の前の子だけは、書くことを、嫌にならないようになってほしい。ファンレターには、アドバイスや質問など励ましの言葉は書かなかった。次回作、ちょー楽しみにしているよ!ってぐらいにして。たしかに、その子の作品はおもしろい。あるとき、教室にはいったら、エイリアンが7人いて~と。

ファンレターをそっと、つくえの中に入れようとしたら、すでに何人かがやっぱりメッセージくれていて、ちゃんと本の冊子の間に挟まっていた。そこにぼくのも差し込んでおいた。ちゃんと、子どもたち同士でフォローしてくれてるんだなぁ。ありがたく思ったよ。こういう子たちがいるから、書くことにもチャレンジし続けられるんだろうね。


メッセージが届いた後、みんなは俄然やる気になっている。「イガせん、次の算数つぶして、国語にしよう!」「つぶそうつぶそう」つぶすって、また過激な言葉を…。

せめて帰りの時間だけでも作家の時間をやりたいってことで、ふりかえりジャーナルを書かず、10分間ほど、作家の時間にして、さようなら。

作家の時間のあの空気感、とっても好き。

そして、この時間を土台に、もっとたくらんでいることが。フフふふふ。1年後には、どうなるかなー。

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