★★第39番星「お楽しみ会バーべQの中止の勇断」

ニュースを見るたびに心を痛めています

きっと、被災地にいる方々の比にならないのでしょうが

とんたんさんや、ふるTさん、本庄先生、ご無事と聞きほっとひと安心しています

そして、震災に立ち向かおうとしている人たちのニュースから、逆に勇気をもらっています

自分に今、できることを考えています

ボクができることを考えてみると、今、目の前の子どもたちと震災にちゃんと向き合っていくことだと思い
今日、じっくりと話す時間をとりました


子どもたちの気持ちにそえるようにゆったりと1日のはじまりをむかえようと少し教室を片付けました

椅子を用意して、クラスみんなで教室で輪になりました

「今、一番クラスの中でじっくり話したい人といっしょに不安や怖かったことを話してみよう」

子どもたちは2,3人に分かれて口々に話し始めました

途中、話の聴き役になりすぎている子には意識して話すように
また、話しすぎの子には意識して聴き役になるように声をかけました

子どもたちはそれぞれTVやニュースで知っていることや身近な人のこと、地震で怖かったことを口々に語っていました

「不安を語る」

これは、仲間同士の関係ができていないとなかなかやらない話し合い

今の子どもたちならできると判断してやってみましたが、教室内がほっとあったかくなりました


そして、ボクから少し長い話

・今、この国に起きていること
・苦しんでいる人がいること
・頑張って励まし合っている人がいること
・苦しい時だからこそ、みんなが色々助け合っていること
・一人一人の力は小さくても、みんなが協力することで被災者の方々に協力できること
・自分の命は自分で守ること
・避難は状況によってまったく異なり、その場の臨機応変の判断が求められること
・家族とはぐれたときにどんな風に再開するのか、落ち合う場所はきめておくこと
・余震がくることの不安を受け止め、予想できるからこそ事態へ泰然自若に臨めること


最後に、「お楽しみ会の中止の勇断」について話をしました


実は、昨日はクラスお別れパーティーで河原でバーべQをする企画が進んでいました

子どもたちが、なにかクラスの皆でできることをもっとやりたい!
と自分たちでプロジェクトを募って、この1カ月ほど前から企画していました

そのために、保護者の方にも自分たちでボランティアを募り色々手伝ってもらって計画を進めてきました

しおりも全部手作りで、ひとりひとりに作り、保護者あてにも手紙を作りました

オーナーシップをもってどんどん突き進んでいる子どもたちはたくましいほどでした

でも、バーべQの前日、プロジェクトの一人の子から
「お楽しみ会を中止しようと思う…」に電話がありました

「たくさんの人たちが苦しんでいる中で、やっぱり自分たちだけ楽しむわけにはいかないから…」
と涙ながら話をし、中止の判断を自分でしました

やりたい気持ちはとても伝わりってきました

もう、買い出しもいろいろな準備も全てととのえての状態

でも、被災されている方たちの気持ちを思うと、自分たちだけ楽しんでいられないと判断したようです

ボクはこういうとき、あまり口をだそうとしません

中止の催促をしようとも思いましたが、ぐっとがまんして待っていました

こんなふうにまわりの人たちへの思いやりをもてる子どもたちに成長してくれて本当にうれしく思います


自分たちでオーナーシップを持ってどんどん活躍しようと大人を巻き込んでいろいろ挑戦すること

そして、なによりも、そのずっと準備してきた企画を震災の状況をかんがみて、中止の決断をしたこと

胸にぐっときました

そんな、子どもたちの判断、だれも文句をいうわけでもなくいつものように月曜日の朝がはじまりました


サークル対話の最後に
子どもたち一人一人が今感じていることや考えていることをひとりずつ話してもらいました

「近所にお年寄りがいるから、避難する時は気遣って声をかけてあげたい」
「遠くにいる人たちになにかしてあげたい、家に帰ったら、すぐにコンセントを抜いて節電をしたい」

いつの間にか、子どもたちの話は自分がすること、したいことにシフトしています


最後に、ふりかえり日誌を書きました

「日誌に大きく箱を書きましょう」

「その箱の中に今、感じている不安をしまいましょう」

子どもたちは日誌に書かれた箱の中にそれぞれの不安を書き入れて、最後に鉛筆でふたをしました

これは、不安や悩みと距離をとるフォーカシングの技術をつかった気持ちの整理術

こういうときにこそ、とっても効果的です

そして、日誌をボクに見せてハイタッチして一日がスタートしました


こういう時だからこそ、みんながお互いを理解して、つながって、助け合って、日本を守っていこう
そう強く願っています

近々、出版記念のチャリティーワークショップを開きます

被災地域の方々を応援するために、ボクなりにできることを始めます

★★第38番星「今年度最後の授業参観『ホワイトボードミーティングで1年間の成長をふりかえり』」★★



授業参観は1年間のふりかえりをホワイトボードミーティングで行いました
事前にせいこさんに相談し、ゴリと煮詰めての授業参観案

大まかな流れはこんなかんじでした

課題:「1年間のふりかえりをして自分、友達の努力したことや成長をふりかえろう」

1 1年間のふりかえりスライドをみんなでみよう(10分間)
2 ペアトークでスライドみて感じたことやこの1年で努力した事成長した事(3分間)
3 マインドマップでまとめる(第3階層まで)(13分間)
4 話したい事2つに収束してひとりひとりグループで共有・保護者に近くに来てもらう(5分間)
5 のこり21日間でできることをグループでファシリテーターを立てて話し合う(5分間)
6 全体発表(5分間)

本当は全体でのギャラリーウォーク(みんなばらばらに歩き回ってそれぞれのホワイトボードを見に行く)や

ビーイング(クラスみんなで目標を書いた模造紙)を完成させたかったのですが

マインドマップで自己対話していく時間が想定以上に子どもたちが深く入り始め、断念しました


今回も、ふだんの授業とあまり変わりなく、ボクはあまり出番はなく、場づくりの係でした

でも、いつもに比べれば出番が多い方かなぁ


保護者の方は意外にも教室入らないくらいたくさん来ていただき

子どもたちが話し合っているホワイトボードを後ろから見学してくださいました

中には子どもたちの話し合いに参加してたり、ツッコミいれてるお母さんもいて愉快な雰囲気でした



子どもが自分の成長をふりかえることはとても大切なことです

この1年間でどんなことがあって、何を学び、どんなことができるようになってきたのか

そして、次の課題はなんなのか

そのふりかえりをサポートしてくれるのが

可視化されたホワイトボードだったり

友だちからのオープンクエスチョン(というと?具体的には?)などのファシリテーション技術です

ボクが子どもたちとかかわれるのはこの1年間だけ

でも、このファシリテーション技術は来年度、再来年度へと子どもたちの中に残っていくもの

そんな願いを込めて、2学期から取り組んできました



いよいよ、別れの時期となってきます

どんなクラスのセパレーションをむかえるのか

ボクは「こんなクラスもう、離れたくない!」というクラスじゃなく

「さて、次は自分たちでもやってみせるぜ!」

そんな自立への一歩、希望を持ってお別れしたいです

また、それぞれの、学習課題も明確にもってほしい

シンプルに、でも、強力にこんな願いをもってかかわっています


★★第37番星「いいことツイッターノート」★★

さっそく、「いいことツイッターノート」を始めました



やってみて第一日目の感想は…

「いいところをさがそうとする目にスイッチが入る」感覚ですね
ストロークを数でどんどん押していくよりも、こうやって記録が残ることに価値がありそうです

授業中でも、休み時間でも気づいたいいところ、子どもに声をかけたいいところをすぐにメモるようにしました
一日で見開き1Pぐらいは書ける感じ

子どもたちが気軽に見られるように、先生の机の上に開いたノートとペンのみにしました
おかげで机の上がさらにキレイに

子どもも何人か書きこんでみたり、休み時間中、いろいろのぞきに来ました

高学年になると、休み時間もばたばたしていて忙しいので、授業中でものぞいていいことにするといいのかも
ツールをクラスの中で仕組み化するには「時間を確保」することが必須かもしれませんね

朝のサークルででも、昨日のふりかえりでちょっとフィードバックするのも一日のスタートがいいかんじ


子ども同士の交流の場にするにはもうちょっと工夫が必要かもしれませんが
先生が子どものいいところをみるための記録ノートという視点はとても有効

少し改良していけば、家庭教育の強力なツールになりそう
可能性にわくわくするねぇ。


みなさんもやってみた様子をどんどんおしえて。



ねますぅzzzzzz

★★第36番星「子どもの力にフタをしないこと」

5年生も3学期がはじまり1月が終わろうとしています
いよいよ授業も中盤にさしかかり活気がでてきました

今、算数では学び合いと少人数のワークショップ型の授業形態を生かして取り組んでいます
学習進度の早い子はいよいよ「分数のかけ算わり算」に進みます

実は、「分数のかけ算わり算」は3月の学習内容です
つまり、その子達は5年の学習をほとんど終わってしまっている状態

もちろん中にはじっくりと円周について学習している子もいますが
どんどん進んでいる子どもたちもいる状態です

実はそのどんどん進んでいる子達は1番算数苦手な子たちです




今までの学習をふりかえってみると、みんな同じペースで学習を進めてきた2学期
学習指導要領移行期の現在、とてつもない量の学習内容が6年生の内容から降りてきます
もちろん、子どもたちはアップアップです
2学期末はとてもきつかった
話をきくと、どこの学校の5年生も同じようです

「なにか手を打たねば」と思っていた矢先
開校記念日に学び合いの研究校である福島の赤木小学校に行ってきました
学び合いを実践されている「とんんたん」さんと「furu-t」さんのクラスを
1日お邪魔させていただき、見学させてもらいました。

3年生と5年生でしたが、子どもたちの学習に対する姿勢が素晴らしかったです
なによりも子ども自身が自分の学び方をボクに語ってくれる語ってくれる
「わかんない子には教えに行かないよ。分からない子は自分からききに来るから」
「それにだれがどこをわかんないなんて、私たちわかんないし」
「でも、ききにきたら一生懸命おしえたりするよ」
「たまにクラスの中で一人でやっている子がいたら、声をかけるようにはしてるんだ」
「自分で責任もって結果をださなくっちゃだめなんだ」
「レポートがたくさんあって苦しい!」
「たまには一斉授業があってもいい。楽だし(笑)」
これを3年生がこうこうと語ってくれます

おふたりの先生が言うには「予習」がカギだそうでした
予習を早めにしておき、授業では分からない所を聴き合う
そして、学び直しの時間を確保する
そんなことを教えてくださいました
ボクの中でもなにかスイッチが入るヒントでした

とは、いうものの、今まで「自主学習」でも復習をメインにやってきた我がクラス
「いきなり予習というのもなんだなぁ「
「どこで時間がとれるかなぁ?」
と思案したところ

「毎週月曜日の1、2時間目はブロックアワー(わくわくタイム)の時間をつかえるなぁ」
この時間は2時間ぶちぬきで、漢字ドリル、漢字テスト、計算ドリルをそれぞれのペースで進めていく時間
「この時間に算数が苦手な子と一緒に予習をしていけば良いんだ!」

ということでさっそく2週間、挑戦してみたところ
1月中にもう、「円周の問題」、「立方体の問題」が終わってしまうところにきました
あとは、練習問題をどんどんやりこみます



「子どもの持っている力をフタしないこと」
これは、できる子だけではなく、勉強が苦手な子にも同じ事が言えます
一緒に、ワークショップ型の授業で対話をもとにしていると
子どもたち同士どんどん話し合って新しい知識に気づき学び始めます
お互い安心して聞きあえる仲間なんですね
できる子とできない子では一方的でこうは行かないようです

現状の一斉指導の中ではこぼれてしまっている子どもたちが
どんどん問題に取り組もうと意欲的になってとっても輝いている姿
これはもう感動
ボクが「いっしょにやろうよ」とさそうと
「もうわかってるから一人でやらせて」だって
嬉しいやらなんやら



現在の学校教育の仕組みでは「決められた学年で決められた学習内容を教える」こととなっています
そこでは、ひとりひとりの発達の課題やスピードは軽視され
効率よく多くの手段に学習を伝達する形態一斉指導が重視されています

勉強が苦手な子はいつも同じペースで学習するからついて行けずに、意欲も低下していきます
先生へは、国からの制度的なサポートはあっても上意下達の研究
先生のモチベーションや指導力だけに頼って授業が展開されているのが現状
だから、保護者にとって毎年担任のあたりはずれがといった悲しい一喜一憂が毎年起こります
過去の高度経済成長期はこれでうまくいっていたけれど
これからの未来を担う子どもたちはより高度化より情報化された世界の変化にもっと流動的に対応していくだけの力が必要になります
今のモデルの教育観では限界が来ているのが現状です
もう、至る所に亀裂が来ています(不登校、いじめ、教員の不祥事、うつなどなど)

話題がそれてしまいました
もどします

例えば、かけ算九九は2年生でしっかりと学ばなければ
もう一度学び直そうとする時間は「確保されにくい状態」にあります
「されにくい」というのは熱意ある先生は放課後残したりしてマンツーマンで学習をみてあげます
でも、現在、一斉下校の中、なかなか子どもたちを最後まで放課後に残して見届けることはできません

算数などは既習の上に新しい知識を組み立てていく学習です
学習の土台がしっかりしていないから
新しい5年の学習をいくら積んでも積み上がらずその場限りの数の操作で終わってしまう
これを毎年毎年苦しんで勉強嫌いになっていく
そして、集団の中からひとり、そして、ひとりと勉強ができなくなってこぼれていってしまうのです


でもね、これは子どもが悪いわけでも、先生が悪いわけでもありません。
先生は誰もが必ず「救ってあげたい!」「助けてあげたい!」って気持ちはみんなが絶対に持っています
これは保証します
でも、放課後の会議や、連携教育などにふりまわされてしまい
子どもとの時間の確保なんて贅沢
教材研究の時間は早くて夜の6時ごろから
家庭がある先生方はさっそうにかえらなくてはなりません

こういう悪循環の中でどうやって、学力を伸ばしていけるのでしょうか
さらにこの現状のまま時間数を増やすことにボク自身は疑問があります
(でも、内心、子どもたちともっと一緒に学習できる時間が増え、嬉しいのですが…)

と、また話題がそれてしまいました
どうも不満がたまっているようでお恥ずかしい

つまり、先生も子どもも、「分かるようになりたい!」「分かるようにしたい!」という願いはあるものの
国の教育の仕組みが効率的な画一指導を重視しているため、どうしてもうまくいっていないのが現状

そこで、あとは工夫するしかありません。
もう、お上に頼っていては子どもたちがかわいそうです

そこで、予習です。
勉強が苦手な子どもたちにはあえて「予習」をする時間を取ることで
「学び直し」をする時間を作っておきます


それは、勉強が得意な子にも大きなメリットがあります
この様子を他のクラスの子達がみて
「あいつらもうそんなとこやってのかー!」
ますます、やる気モードが高まります
良い循環が子どもたちの中に生まれてきます

今、クラスでは、自主学習の50%の力を使って、理科の実験、社会の調べる資料などを予習しています
理科は実験器具を使っての検証授業
それでもいろんな条件がことなりうまくいきません
だから実験のやり直しの時間も必要となってきます
社会は資料集め
学校のインターネットはセキュリティが高すぎて情報が集められません
図書館の本やネット、家で資料あつめはできるはずです
このようにゆとりをもって学習することで
展問題や受験問題(受験の是非は今は問いませんが)へも挑戦できる時間があります
それらの問題にも仲間同士でどんどん話し合いながら進めていけます
実際にクラスでも、もう筑波大学付属小でつかっている発展問題にがんがん取り組んでいる子もいます
もちろんそういう問題は「活用力」や「思考力」を高める問題がどんどん出てきます
そうすると、学ぶってことが受け身ではなくなってきて
どんどんスポンジのように吸収する、学ぶことにガツガツするほどの意欲です

フタをしないってこういう感じです


ボクは理論家ではありません
ボクは実践化としての教師です

そのフタをしないためにも、先生は草の根的に現場でできる実践を変えていく必要があります
視点は「この子たち全員が勉強わかった!楽しかった!」って思えるような授業形態、指導計画はなにができるのか?

くりかえし、くりかえし私は子どもたちの姿を観ながら自分に問いかけています

長文最後まで読んでいただきありがとうございました。
ちょっと、今日の会議でイライラしていたので、少し過激な内容になっていたらご容赦ください



最後に、5年生の学習をせっせと終わらせ、1~5年までの総復習する時間をとってみようと企み中
5年の1年間だけの復習じゃもったいなくて
できれば6年の学習もかなぁ

★★第35番星「社会科見学の振り返り」

社会はPBL(プロジェクトベースラーニング)で取り組んでいます。
各グループごとにテーマを決めて、調べ学習をし、全体プレゼンテーションをします。
発表に向けて、9時間つかって「自動車工業」についてまとめてきました。
テーマも様々で「車の作業工程」「エコカー」「安全な車」などなど
そのプレゼンもようやく今週終わり、いよいよクライマックスの社会科見学へGO!

いたってフツーの社会科見学でした。

帰ってきてからのふりかえりの時の子どもたちがすごかった。
あんなに歩いてくたくたなはずなのに
聞こえるのが鉛筆が走る音、そして、グループディスカッションでの情報共有の騒然さ
今回は、自分が観てきたことや知ったことをしっかりとふり返り共有しました。

ゴリのブログでまとめていたように標準化してみます。

①個人でプリントに「社会科見学でわかったこと」を振り返り(15分)
②ファシリテーターを立て、グループごとにホワイトボードにひたすら書き出し作業で共有(15分)
③ホワイトボードを参考に「共有してわかった新しい情報」をプリントにまとめる(10分)
④個人で自己評価「感想筆記」と「4段階評価」(5分)

いつもは個人内で終わっていた振り返り。
グループで可視化しながらやるだけで、子どもたちの書く文字量・情報量ががぜん増しました。
うん。
鉛筆のカリカリ動く音、その後の騒然とした共有の時間、そして、またカリカリ
学んでいるぞー!
news
comment
log
category
all

全ての記事を表示する

search
link
このブログをリンクに追加する