「半年のふりかえり手紙」面談

 

保護者の方と面談週間まっただ中。これまでは、子ども達の半年のふりかえりを発表したものを動画にして、iPadで保護者と一緒に観ていたけど、今年は「ふりかえり手紙面談」にしてみて、なんかいいかんじ。学年の他のクラスもやっていて面談のはじまりがいいかんじだそう。

半年のふりかえりを、手紙にしたためて、読者は家族!これは子ども達にとってモチベーションがあがるみたい。ふりかえりのテーマはなんにするのか、なげかけてみて、以下の3つに

「努力し続けてきたことや成長したこと」

「友だちのことやクラスのこと」

「残り半年の自分の大切なチャレンジ」

 

これを、国語の「はじめ・なか・おわり」にまとめて、作文にする。ここまで、細々と「作家の時間」(週1回)で書くことを続けていたので、子ども達は書くことに抵抗はない様子。

でもいきなりはやっぱり書けないので、動画や写真で半年を振り返り、みんなで「あんなこともあったなぁ」と笑って思い出す時間。これはとっても大事だった。案外、頑張ってたことってのも忘れてるし。

そして、A3白用紙をもって、3人でホワイトボードミーティングでインタビューをしあう。3年生ってインタビューの学習内容が国語にあるので、ここにも使えちゃう。

半年のふりかえりを話す役、質問する役、メモする役。男女混合くじ引きで3人組を決めると、「ひゅーひゅー!」「どきどきするー」とむだに盛り上がって、なんだかオモシロい笑。いい関係です。書くのが苦手な子もいても、他の子がおせっかい先生として、結構、口出し手を出し助けている。その子もまんざらでもない様子。

そして、そのメモしてあげた内容をインタビューイーにプレゼントして、いよいよ一人で書く時間へ。作家の時間のフレームをそのまま使えるので、教室は静かに集中して執筆活動。相談したい子はさそいあって、廊下のベンチで読んでもらったり、アドバイスもらったり。親に読んでもらうだけあってみんな真剣そのもの。

もらったメモと教科書の段落の使い方を参考にして、一段落毎に作文書けたら、インタビュートリオで読み合ってイガせんチェックへ。イガせんチェック、ここはまだまだ外せない鬼門ですな。イガせん、久々にてんてこまいで大忙しだったけど、オイラすごい達成感 笑。

トリオで見合うポイントとオイラの主な修正点は以下の6つ。このへんは、作文の練習に適しているので、ほんとにやってよかった。

①一文が長すぎる星人になっていないか?

②ひらがな星人になっていないか?

③句読点がなしなし星人になっていないか?

④同じことを繰り返し書いてしまう星人になっていないか?例:私の成長した点を書きます。私の成長した点は、○○で、私は成長したことを書きました成長です。

⑤そのまま題名を書く星人になっていないか? 例:エピソードは…、次の段落は…、おわりの段落は…。

⑥改行しない(段落、会話文)星人。

 

これらのポイントクリアできたらイガせんハンコをもらって、次へ。全部の段落を書き終わった子から、清書へ。辞典使うところ久々にみたぞ!って子もいて、読者がいるってほんとにいいって思った。

最後に、お手製の封筒をつくって、メッセージを書いておしまい。

全部で7時間でした。学年があがれば5時間でいけますな。

① みんなで動画や写真を見て笑って、半年の出来事を書き出す(1時間)

② トリオでインタビュー(2時間)

③ 下書き(2.5時間)ここから進度はばらばら

④ 清書(1時間)

⑤ 封筒作り(0.5時間)

 

保護者の方に廊下で待っていてもらう時に、ふりかえりの手紙を読んでいただく。その感想から面談を始めるのでとても話しやすかったなぁ。

 

今日は、手紙を読みおわると涙ぐんでいる保護者の方もいて、面談の時間がずっと笑顔でいい時間に。

子ども達の言葉は力があり!成長を自分で自己評価することも大事な力だし、チャレンジすることをちゃんと言葉にして自分の胸に持っていることも大切。折り返しの半年、またがんばれそう。

あぁ、楽しかった。


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ソシオグラムを作るのに最適なアプリそいつは「Scapple」

これで、長年の「ソシオグラム書き始めるとごちゃごちゃしてよけ見づらい問題」がすっきり解決しました。

ソシオグラムって?

集団における人間関係の構造を明らかにするため、成員相互間の選択(牽引)・拒否(反発)関係を図表化したもの。ソシオメトリーで使用される。(コトバンクより)

 

この時期、11月は学級崩壊が一番多い時期らしい。原因はいろいろあるようだけど、脳科学者の中野信子氏が「ヒトはいじめをやめられない」(小学館新書)で、日照時間と幸せホルモンのバランスについて言及していた考察はおもしろかったな。

本校も、この時期あわせて2回ほど、「いじめアンケート」で実態を調査している。その1項目に「仲のいい友だち」ってのをいれておいた。そこで、クラス内の交友関係を確認できればと。

せっかく子ども達からの情報。趣味でソシオグラムを作って(人権問題もでてくるので「拒否」についてはあつかっていないが、オイラが幼少期は無頓着によく聞き取りがあった)、クラスの関係性を可視化してみた。意外や意外。クラスでは目立たない存在の子ほど、他の子からの信頼が集めていることがわかった。ちゃんと、協力してくれたりいっしょにいて、いごこちがいいんだろうね。

日常のかかわっているオイラの感覚だけではなく、やっぱり図にしてみないとわからないなぁってことがあるなぁ。男女の交流のハブになっている子もみえてきたし。なるほどなーって。わんぱくぼうずでも、とんがり小僧でも、それなりにいい関係をつくっているんだってことも分かった。

ここで毎回、問題となるのが、手書きのために、そして人数は多いので→(矢印)がふえすぎて、見づらい。結局、よく凝視してみないとわかりにくい。パッと観てちゃっとわからない「脳みそみたいな図」がA3用紙にひろがってしまっている。

そこで、その「見づらい問題」の救世主アプリ!Mac使いとしては、ぜひ入れておきたいアプリ「Scapple」。英語しか発売されてないみたいだけれど、英語分からなくても直感的にさくさく進むので、ぜんぜん問題ありまへん。

scappleっていうと、ちらかしほうだい描くってかんじでしょうか。

https://www.literatureandlatte.com/scapple.php

これまで、図式化するのはマインドマップが基本で、「Mindget Mindmanager」を好んで使っているんだけど、やっぱり論理構造だけではすっきりと図にできないことが多いのが問題点。すべては連関しているので、枝ごとに主従関係で切り分けられない。

「なんかいいのないかなー」ってさがしていたら、「Scrivener」★を作っている会社がこのアプリをだしていた。さっそく使い始め、はや4年。アイデア出しやなにか考えたりするときには、欠かせないツール。「紙」に描くように図に整理して、しかもその図を「自由に」移動して編集できるのがおすすめ。いろんなところを因果関係やつながりを→で引けるし便利。

★ここ数年、原稿書くのはもうこの「Scrivener」一本のみ!すべて章ごとにわけられてしかもその扱いがとても便利。おすすめの逸品。

最近では、教科書問題についても、これで考えたりしました。

教科書問題のコピー

ということで、ソシオグラム描くといいよ。アプリを駆使してやるとすっきりみやすくて、楽しいよって話でした。


アプリの話をしているときって、あぁ、楽し。


冒険を共有してた少年時代へもどれるスイッチ

  

目がしばしばするう。それもそのはず。昨日は教え子が遊びに来て、一日中ゲーム三昧 笑。もう彼らも三十路なのに、いい大人になったのにどうしてゲームなんかやりにくるのだろう?ただ仲がいいからとか、そういうもんじゃないんだろう。と、ふと考えてみた話です。

こともあろうに、電気屋さん「ソフマップ」のゲームソフト売り場に昼間から集合。久々のあいさつもほどほどに、「どのゲームにしよう?」「ぽっけん(ポケンモンバトル)できまりだな」「世代がちがう」と、どうでもいい話をしてから、「マリオカート8」「ストⅡなんたら~」を購入。いざ、我が家でニンテンドースイッチ祭へ。

昼から夜の9時まで、ずーっとゲームゲームゲーム!でも、せっかく購入した対戦型のゲームソフトはそこそこに、何時間もかけて一番やりこんだのは、「ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド」だった。なんだろうね~笑。それなりに「ストⅡ」とか、「マリオカート8」とか盛り上がって面白いんだけどね。

対戦型ゲームより盛り上がったのは、どうしてだろうね。お互いを打ちのめして追い込む対戦型ゲームって、ついつい熱中するけどさ。ゼルダのほうが一緒に旅をしているようで実はおもしろい!ってことに気づいた。一つの目的を共有しやすく、一緒に楽しむ時間となりやすいんだな。以前、ファミコンで「マリオ3」を我が家でやってちょーおもしろかったときもそうだった。クッパ目指して交代交代でゲームをするってのも同じ。激ムズで爆笑の渦だったしね。

オイラの子どもの頃って、ファミコン自由にやらせてくれる家に放課後集まって、膝を抱えて、みんなで「ドラクエ」とかやっていたんだよね。友だちが横にいて観てくれているだけで、なんだか冒険を共有してたし、それだけで楽しかったのを思い出した。もう復活の呪文がまちがっていたときなんか、真っ青になったり、みんなで落ち込んだりしてたし笑。

RPG(ロールプレイイングゲーム)って、やっぱり冒険を一緒に共有するてことなんだよな。対戦して、競い合ったりするのがあんまり好きじゃない集まりだったんだろうな。そういえば、子どもの頃は格闘ゲームってあんまりなかったよなぁ。基本、みんな横スクロール型だし。高橋名人の冒険島とか あぁ懐かしい涙。

閑話休題

昨日のゲーム三昧は、少年にもどれたいい時間だったんだな。そして、あの子たちはもう30歳。さらにオイラは40歳。時が経つのは早いけど、この子たちとは、「教えるとはなんである」「教育とはうんぬんである」とかって頭でっかちにならないでかかわっていられた牧歌的な時代だった。初めて先生やってたなんにもしらなんだ時代。レベル1で、そうびはアディダスのジャージだったな。

今思うと、あの時代、なにも知らないで一生懸命かかわっていられたし、がむしゃらだったときのほうが幸せだったのかもなぁ、とも思ったりもする。近所の小川へいっしょに蛇をつかまえにいったり、古民家に泊まってお化け屋敷をはげしくやりすぎて縁側の引き戸を壊してナイショにしたり、校舎内でたき火をしようとして止められたり、あぁ。そういう冒険を共有してたんだよね。

もう、いい大人。わざわざそんなイタズラはできない。せめて、ゲームして冒険の共有感覚を思い出そうとしているのかも。そうそう、ゲームって、オイラにとっては、いつでも少年時代になれるスイッチだったんだ。

ということで、今朝は寝過ごしてサーフィンにいけなかった。

でも、あぁ、楽しかった。

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ウーパーちゃんが死んだ

 

愛嬌のあるやつだった。教室につれてきたときは、水槽に沈めてある陶器の家の穴をくぐろうとして、つまってぬけられなってしまった。週明けの月曜日、朝教室へ行ったら、うらめしそうにこっちをみていたのを思い出す。

オイラは、大慌てで引っ張りだそうとするけど、ウーパーちゃんはなかなか大きいので、腕がわっかにひっかかってぬけだせない。まるでシャンプーハット状態。逆におしてみると、頭の横についているファサファサのえらがじゃまして、押し戻せない。

あべし!とおもいっきりおしこんでみると、ぬめぬめしているのか、つるんとぬけて、腹回りに赤いわっかのデザインができあがっていた。しばらくは、なにくわぬ顔して縞模様だったけど、いつのまにか再生能力が高いのか、元気になっていた。そんなやつだった。

その後、となりのウーパーにえさだと思われ、背中をかみつかれて、歯形をつけていた。今でも、背びれの一部はへこんでいる。いろいろ思い出すことがある愛嬌のあるやつだったなぁ。

ここ2週間前、少し脱腸をしていた。水質に敏感なウーパーは、係の子達の激しい水槽掃除に参ってしまった様子。子ども達はよかれと思ってやっているし、すごい面倒をみたがっている。でも、それがときにうまくまわらないことも。しばらくは、水を安定するため、水槽掃除はやめておこうと決めた。でも、その話を聞いていない係の子がまたまだ掃除を…。話を聞いてくれてないと、困ることを話し合ったのが、ウーパーちゃんの最後の日だった。

翌日、ウーパーちゃんがひっくりかえって浮いていたのをみつけた子たちが、職員室までオイラを呼びにきてくれた。

生き物を飼うって、とても難しい。係の子達のせいにはできないけれど。そう感じてしまっている子もいるだろう。こういうこともふくめて、生き物を飼うってきめていたけど、実際に死んでしまうと、やっぱり心が苦しい。このことについて、正直に話し合おうとも思ったけど、いろいろ考えてやめた。今は、そっとしておこう、子ども達も感じるままにしておこうって。

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クラスの子達はそれぞれ、感じることもあるようで、お墓をつくろうとなった。いつのまに書いたのか、「天国に行っても大丈夫っ」て、お守りやお手紙が一緒にうめられた。みんなでお別れをした。すすり泣き出す子もいたりして、ウーパーちゃんはそれだけ、大切にされていたんだなって、あらためて分かったりもした。

その後、毎日、自学ノートにウーパーウーパーへって、メッセージを書く子がいる。

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大事にしてくれてたんだろうなぁって、給食の時間、自学ノートを読みながら考えふけってしまった。

こういうのをみたら、サークルの時間に、子ども達がそれぞれが思っていることを、話せる場をつくろうと思った。


質問づくりVSチョコパイ

 

子ども達とお菓子の工場見学に行ってきました。「質問づくり」で問いをねりねりして、いざ出陣!

今年度は理科や社会、そして総合で「質問づくり」をしてから単元スタートしているところ。子ども達の「知りたい!」とか「やりたい!」「不思議!」のアンテナがにょきにょき立つようなので、学習への大きな動機付けに効果は大きいな。時間がゆるされるなら、できれば算数にもひろげていきたい。

ここからはオイラのコダワリなんだけど、自分たちでつくった問いに対して、「予想」をするってこと。予想する力は算数ワークショップでも、自学ノートでもとても大切にしているところ。

問題を解くって作業はただの予想にそった手続き!なので思考としては予想・計画段階のほうがすっごい大切なんですな。予想を通して、日常の実感やこれまでの体験にひもづけられた考えを引っ張り出す作業そのものが「予想」の思考プロセスにはふくまれているから。


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そういうことを個人でもやるし、グループでもやるし、全体でもしつこくやる。写真は全体でまとめたやつ。子ども達の素朴な質問でいいと思う。それぞれインタビューしてきたい問いを3つほどもって、向上へ出発した。

しかし!

工場見学もか今日に入り、いよいよ質問タイムのときになると、あの有名なメーカーの「チョコパイ」を試食に!と出された。いつもはがやがやしているのに、そのときばかりはしーんと水を打ったように無心に食べ始める子たち。

あぁ、つくりたての工場のチョコパイはなんとさくさくしている!とオイラはつぶやいてしまった。うまし。

その時間にあわせて、工場の人から「質問はありませんか?」と質疑応答をつくってくれた。でも、チョコパイまっしぐらの彼らの耳には届かず、もそもそとチョコパイをいただいていた。あぁ。みんな幸せそう笑。

そして、質問タイムは過ぎ去り、チョコパイに負けた。

唯一、我に返った少年が「工場ではたらく願いはなんですか?」と尋ねることができた。その質問があったおかげで、まとめの新聞もなんとか仕上げることもできることになったので、セーフ。

帰りの電車の時間もせまっていたので、工場の人も気をつかってくれて時間短縮で質問タイムを取ってくれた。あぁ、チョコパイには十分きをつけたい。というか、子どもやチョコパイには罪はないな。オイラたちが、試食と質問を切り分けておくお願いをしておくべきだった…。このへんのデザインは大規模の工場見学になればなるほど慎重にしなきゃ。

学校までの帰りがけ、その少年に「おしおし。チョコパイの誘惑に負けずに、よく質問やったぞー」と声をかけたら、その少年は口の周りをまだチョコだらけにしてニヤリとしていた。「ついてるよ」って言うと、ペロリとして、またニヤリ。

あぁ、楽しかった。

 

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演劇サークルの子たちが、昼休みにペープサートで創作劇をみてくれてくれている。殺人現場にオイラも登場させてくれたんだけど、目がやばいって。 どうにかならない?って言うと「これでせいいっぱい」とぴしゃりとやられた笑

 

 

 

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