「私の3大ニュース」スピーチを授業参観で

 

そろそろ年度末、どんなまとめにしようか考えているところです。国語の最後の教材に「私の3大ニュース」があります。ここをちょっと重きを置いて、スピーチをしようと計画を進めています。再来週の授業参観でおうちの方にも聞いてもらう予定です。

一年間の取り組みの成果をフルに発揮してもらってます。ここまで取り組んできた自学ノートのふりかえりもそう。3人でインタビューも、作家の時間のようにピアカンファランスも。そして、ビブリオバトルのフレームで練習してきたスピーチも。さーて、どうなるでしょうか。KAIに教わったプロセスをふりかのもつっこんでみてます

すでに、原稿もしあがり、今はイガせんチェック中。ここは子ども達同士だけに「まかせてみよう」と迷ったところ。けど、やっぱり「まかせっぱなし」になるので、ちゃんと支援していこうと決めました。継続したフィードバックこそ、人を成長させる。でも、だからこそ大変!算数の時間にも、もちろん国語でも個別にカンファランス中。まぁ、自分たちで算数も国語も進めてくれているので、こういうじっくりと個別相談ができてます。これもこの一年間の子ども達の成長のおかげだなぁと、じんわり嬉しい。

さて、いよいよスピーチ。NHKBSの「奇跡のレッスン」にあるように、最後は必ず「本物の舞台」を用意してます。オイラ達のクラスでは、「3大ニュース!プレゼンテーション」ですね。やっぱり、もっと色んな人たちとつながって、たくさんの方達からもフィードバックをもらえるといいです。お客さんたちからも感想をちゃんともらって、子ども達に返していこうと思います。

あ~、楽しみー。

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国語 スピーチ3学期計画

沼田のおばあちゃん

 

母方の祖母が昨日、亡くなりました。99歳の大往生。すでに他界した祖父も99歳。あの世できっといっしょだねぇと、きっと笑っているにちがいありません。互いに戦前戦後の1世紀を生き抜いた人たち。尊敬します。

オイラは、幼い頃より母方の実家である群馬の沼田市によく遊びにつれられていきました。東京目黒の下町育ちだったオイラには、田舎のイメージというと沼田でした。子どもの頃の電車4時間かけていくのは、ほんと遠くの別世界でした。近所の榛名神社でよく遊び、お祭り行った帰りにお墓で肝試しをしたり、蛙を50ぴきあつめてみたり、ドクダミ取りに行かされたり。うどんをこねてつくってくれたり。今、思うと「どうして~?」と不思議ですが、好物は「手作りのいなごの佃煮」でした(笑)。

あばあちゃんはいつもきびきびしていていました。くっついていくと常に波瀾万丈。「こっちの方が近道だから」と、川向こうにある温泉センターへ道路をわたらずに、電車の鉄橋を歩かされました。「今ならわたれる!いそぐよ!」と。牧歌的な時代だったんでしょう。母とも同じようにそう歩かされましたので、母方の文化にっていたのかもしれません。今日、実家にいたおじからも同じ話を聞きました。オイラのコアはこういうおばあちゃんとの体験からつくられているのかもしれないぞ、と納得したしだいです。

母からは、「映画館が火事になってもおばあちゃんは足に火傷を負って私を抱いて逃げてきたんだよ」「油がないからって、灯油で野菜いためたら食べれたもんじゃなかったって」よく武勇伝を聞かされていました。花札やっても「ほれ、役がそろった10点オクレ!」とせこかったな。けど、なんかユニークで子ども心に大好きなおばあちゃんでした。

オイラが高校生ぐらいになったとき、いっしょに温泉街の坂道を登っているとき「ナオトのハヅゴイはいつだ?」といきなり話しかけられまいた。「ハツゴイ?なにそれ?」「ハヅゴイだよ。ハヅゴイ!」と繰り返されてもよく分からず、それを聞いていた母が「初恋よ」と教えてくれました。なんか多感なときだったので、ますますおばあちゃんのことが好きになったなぁ。(笑)

 

お骨を拾い、おじさんおばさんを駅に送りに行った帰り。「これで、見納めめかなー」と、沼田の実家にひとりでプラッとたち寄ってみました。今はもう空き家。雪が残り、谷川岳から吹き付ける冷たい風に、幼い頃の思い出がにおいと共によみがえってきました。「あぁ、こんな感じだった。かわってないなー」って。こういうときって、うまく言えないけれど、昔にふれられて心がいやされている時間ですね。

すると、家の中からゴトゴト音がしていました。「だれかいる!?」と思い、耳を澄ませてみると、おじとおばが、仏壇の片付けをしているところでした。オイラも家にいれてもらい、懐かしい家の中を見回しながら、手伝いをいくつかしました。おじが「すきなのなんでももってけ」と言ってくれました。でも、そこにあるのは、社会の教科書でやった昔の道具の数々ばかり。どれも価値ありそう?だし、価値なさそうでもあります。

「これなら、教室で使えそうかな」と勉強机と踏み台、そして引き出しを2つほどいただきました。どれも古びていて、いい味がでていました。じいちゃんの手作りで、きっとみんなこれを使って育ってきたんでしょう。こういうものを大切にしていきたいです。オイラの教室でも脈々と使わせてもらいます。

 

これで、父方あわせて4人の祖父母全員が永眠しました。そもそも、父方と母方のおじいちゃん同士は親友。「うちの息子を」「うちの娘を」ということで、母が東京に嫁ぎに来たそうです。ですから、家族で集まるときはたいがい、じいちゃん、ばあちゃん、じいちゃん、ばあちゃんと、みんないっしょでした。これって、後で分かったことなんですが、ふつーじゃないんですね。オイラの一族は、じいちゃん、ばあちゃんたちいつもつるんでいるのが当たり前でしたので。それもまた、幸せなことだったんですね。当時は、そういう当たり前の中の幸せに生きていたんだなぁ。

この仕事に就いてからというもの、ばあちゃんに会いに行くことはめっきりへりました。近いうちに顔見せにいきたいなとは、思うものの、なかなかそうできなかった祖母不孝者です。それもあって、今日はしめやかに行われたばあちゃんの息子娘だけの葬儀(100歳近くまで生きると友人もいなくなるそうな)に、孫のオイラも姉といっしょに行かせてもらえたのが、せめてものつぐない。

 

大きな喪失感というよりは、オイラのおなかの中には、ほんのりといつまでも、そばにいてくれて見守ってくれている感じがあります。そんなこんなを思いのまま書いてみたくなりました。

ありがとう。おばあちゃん。

 

帰りがけに、上の町で沼田名物「みそまんじゅう」を買って高速へ。以前、TVで観て、じいちゃんに「あれ食べたい!みそまんじゅう食べたい」とだだをこねたら、東京行き発車ぎりぎり前に列車の窓から袋を手渡し、息を切らせて買ってきてくれました。でも、そのみそまんじゅうは、オイラがTVで観た「串の刺さっていたみそまんじゅう」とはちがう。パックにつめられていました。

「ちが~う涙!!!」と大泣きしてナオト少年。困惑していたじいちゃんを横目に列車が出発したのを思い出しました。懐かしくなって買ったら、串を刺してまんじゅうを焼いているではないか!ついに!巡り会えた!とおもいきや、その串を抜いてパックにつめられてました。ちがーう!

でも、じいちゃんここで買ったんだ。と分かってちょっとうれしくも、遠くまで買い物に来てくれたんだなって、今わかって申し訳ない気持ちにもなりました。みそまんじゅうでした。

さて、明日は、自習になってしまった子ども達にお礼をいって、少しおばあちゃんの話でもしようと思います。

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さきほど、帰宅。形見分け。

U40寄稿しました

もう、アンダー40ではないんだけれども、昨年末に寄稿したその見本が昨日、届き目を通しました。よく読むと、そういう執筆者もちらほらと(笑)。

今は、働き方を考えないといけない時代ですね。オイラは今、とても幸せな働く環境にあります。けれども、やはり再考しなければならないな〜と。

寄稿された著者のみなさんの働き方、大いに参考になりました。なにか大事なお題目や行政改革をいうよりも、苦労をしながらも「もがいている」その姿に共感しました。

オイラは元来ソロプレーヤー気質。

やはりチームで仕事することの価値については、あらためて大切だなと思います。もっと、つながりたいのに、コミュニケーション不足。「おぬし、個性が強いんじゃ!」と、つながれないという事態で苦しんでいるそんな先生たちに読んでほしいなと思います。

オイラは、シンプルに自分をここまで支えてきた働き方をふりかえりました。これまでもU40にも論考を寄せています。よかったらどうぞ。


教員としての働き方、生き方について。自分のため?子どものため?


教室のアクティブラーニングの実践。学習ビーイングの実践。


若手をどうそだてるか?


管理職コースか、いっかいの先生コースか?オイラの同期はもう管理職ね。


駄文を毎回、書かせていただきほんと勉強になっています。書くことで鍛えられるなと。

あ〜、おもしろかった。

プロセスを評価したい じしゃくであそぼう ものづくり編 オイラの科学者の時間12時間目 その19

 

ものづくり。いよいよ最終工程です。みんな、もくもくとなにかつくっています。こういう時間は45分きざみだと作業が中断され、ほんともったいないなぁと思います。次回、こういう取り組みをするときは、2時間続けてやってみます。でも、定期的にものづくりの時間がばらけているほうが、1週間、なにをつくりたいのかアイデアをひっぱって考えるのかもしれません。最初は1コマで。やりたいことをみつかる段階では2コマ連続で。これがいいかも。

ものづくりをやっていると、「実際に作品をつくるプロセスそのものが学習」と「紙面に考えを記述する学習」がふつふつとわいてきて、頭の中で対立します。ついつい、ノートに思考のプロセスを残すなり、考えるというのを可視化したくなります。

でも、きっとそうじゃないんでしょう。総合的に考え、つくりあげている作業はじつは一番よう課題解決にむけて思考しています。そして、できあがった作品がパフォーマンス評価として、ペーパーテストの価値を相対的に下げてくれるはずです。

紙面に残す方がテストのように、視覚的に評価しやすいといった教え手の都合でうごいています。一方、ものづくりはそれがみえにくい。このみえにくい価値をなにか、もっと形成的評価しやすいものに磨いていかないといけません。はい。勉強します。なんだろう?毎回の写真をつかったポートフォリオかな。

みんな、もくもくとつくっているので、こんなことを考えていました。結局、魚釣りのメンバーたちは、各自の魚釣りルールを工夫するということでそのままになりました。もっと長い時間があると、失敗とか工夫とか創造性がうまれてくるんでしょう。4時間では届かないな。

さて、いよいよ次回はつくったおもちゃで遊びます。そのまえに、作品票には「使っている磁石の性質」について、説明をしてもらいます。

あ~、楽しかった。

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問いをつくるのはむずかしい 数学者の時間 探究編 その2 


それぞれの個人研究のまとめは、今回、ノートと併用して、プラスチック段ボールをつかっていく予定です。ようやくこの学校でもプレゼンというと、このプラ段を使うのがようやく定着してきました。うししし。

ここにきて、広がりのありそうな問いを設定できる子と、つんのめっている子と分かれてきました。問いをつくるって、ほんと難しい。多くは、クローズドクエスチョンのように、すぐに答えがでてしまうものが多くあります。そして、問いを共有すればするほど、その問いのコピーがうまれます。本当にやりたいことというよりは、「なんかいいアイデアがおもいつかないから〜」と。もうしわけない。

でも、このつんのめっているときこそ、一番のうみそを使っているとき。脳が活性化しているんですって。「Mindset mathematics」by Jo ドリル計算のようなパターン計算よりも、失敗したり悩んだり、う〜んとつんのめっているときが、一番脳を使っている!んだそうです。まぁ、もがきながらいっしょにやってきます。それぞれの問いもユニークなモノばかりで、オイラはすきです。

・丸いモノの中心さがし、
・コンパスでオリジナルマーク
・新しい筆算(ひなちゃん・まおP)
・コンパスを使って、円アート
・割れない数とは
・角度の研究
・球を切って中心をみつける
・円をつかった地図問題づくり
・地球は何秒前にできたか
・×、÷、+、−、いろいろな式の計算
・食べ物の重さを時間でくらべる
・教室内にかける一番大きい円
・分数のかけ算
・考え中13人。

テーマはそれぞれ。3年生の算数科の学習内容で個人研究を進めていこうとすると、それをこえていく問いが生まれてきます。うーん。ほんとは、そこまで扱いたくないのですが、とことんしぼってやって、概念を深めていってほしい。どうしよう。その先を目指すことから、結果、概念獲得に有効なのかもしれませんが。悩ましいところ。今は、それでやってみようと考えています。教えての都合はちょっと置いておくことにします。次年度の先取り予習とはちがった、角度からの発展的な学習となるといいです。

にしても、問い作りのとき、いっしょに相談に乗ってくれる先生がその場に10人ぐらいいるといいなぁ。ネコの手もかりたい。子ども達の純粋な好奇心から、問いへと昇華していく作業。やはり、支援が必要です。このへんが36人を相手にいっぺんにやる難しさがありますね。ずらして、算数でも進められるとうまくいくんでしょうかね。

少年二人がやってきて、「イガせん、地球の秒では自転回数にしたい。1日に自転が1mmずれるんだって。そこも計算してみたい」だって。すげえなぁ。良問ですよね。すぐに答えが出なさそうな問題。いろんな条件(わかっていること)をみつけていくことも、数学的思考のプロセスです。

写真は、球の中心をみつける研究です。教科書ではすでに断面図が表示されてますが、このふたりの女子は球の幅を竹籤で調べて、わり算から中心を求めてます。やるな!3年生。そして、次回はいよいよ真っ二つに。一応、他の断面図とも比べてみることで、中心より外側にも切り身をいれる予定。うまくいくといいです。だって、球をつくるのだってガチャガチャのカプセルをもってきて、中にいれたらとれなくなったりと、なにかと壁が立ちはだかっているようで。応援したくなります。


なんだか子ども達の試行錯誤をみていると、大きな広がりが増していく予感がします。
あ〜、楽しかった。

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