人は変われるし、成長する「しなやかマインドセット」


昨日、夏前にひかえている社会教育講座の自学ノートについて、打ち合わせをしていたとき、この本が話題にあがった。



この本は、もう7年ほど前に読んだ本。





最近は、完訳もでている。そっちは、マイケルジョーダンとかの例が抱負。でも、どちらもいい本。
先週、クラスで「しなやかマインドセット」と「かちこちマインドセット」について話し合った。学ぶことに向き合うには、ここの話は避けて通れない。


なによりも、「心のもちかた」が大切。

やればできる!ってかっこいい。夢だって、なんだってかなうんだし。そういう人はしなやかマインドセットをもっていたってこと。チャレンジすることは、自分をのばしてくれるものと受け取っている。忌み嫌い避けるものととらえると成長はなかなかやってこない。それがかちこちマインドセット。

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この写真の項目は、半年ほど前、しなやかマインドセットを「数学者の時間」にも使えるよね、とメンバーのがもちゃんと、7つにしぼってみた。「Grouwth Mindset Classroom」って本にあったんだけれども、教師がこの表をつくるそのものが研修になるって。確かにそうだったなぁ。ぜひ、おすすめです。

この表について、ことあるごとにふれている。オトナだってそうだよね。今、うまくやれなくたって、「変わることをおそれない」ですすめるって、オイラにも励ましになっている。

まぁ、教室では「都合の悪いことはむしむし、いいかげんにちょちょちょいでおわらせようとする」大敵たちと、現在、むきあっているところ。

「あー!!すべておれのことだ〜!!」と。自信をもってこたえていたし。

安心してくれたまえ。去年、同じように、ぜ〜んぶ、あてはまる少年が、いたんだよ。でもね、かれは、変われたよ。「しなやかマインドセットになったでしょ!!」と自信をもって、教室から去って行ったから。

人は変われる。

これほど、教育現場にいて救われる言葉はないなぁ。どんな子でも絶対に。でもね、それには、しなやかマインドセットを育てる関わり方が大切なんだよ。能力をほめずに、失敗こみのプロセスをいっしょに喜んだりとか。あ、努力ではなくてね。ここがちょっとむずかしいところ。

どういうときに、人って自分の信念やビリーフ、固定観念ができたり、変化したりするんだろうね。よくわからんけど、人とのつながり方や、関わりは大きいよね。

こういう考え方は、もっともっと教育現場にひろがっていってほしい。あぁ、いつかキャロル・ドゥエックがいるスタンフォード大学にチャレンジしてみたいぞ。(笑)

単元の最初に「質問作り」で探究スタート!


先日、ダン・ロスステインさんが来日されたとき、「質問づくり」のワークショップに参加した。質問を最初に作ることは、やはり学びの原動力をかき立てる何かがあるなぁと再実感。



※数年前に新宿の居酒屋で市川力さんより紹介されたときは、まだ未邦訳の洋書だった。その後、吉田新一郎さんに下訳を読ませてもらったりと、なにかと縁のある本。


本のつくりがよすぎて、本以上のことをみつけられなかったのが残念であった。それほど、この本には力がある。

理科でもさっそく「質問づくり」をやってみた。といってはいいすぎだけれども、これまでどおり、単元の最初にやっている、課題作り。蜘蛛の巣マップでアイデアを拡散していって、いくつかしぼって、模造紙に最後にまとめてみた。

IMG_3138のコピー


子どもの好奇心っておもしろい。「羽の模様を知りたいな」っていいなぁと思う。「ルイボシカミキリの青が美しい」って、福岡伸一がいっているのをふと、思い出した。実際に福岡さんから、そのルイボシカミキリの標本をみせてもらったたときには、オイラにはそれほどなかなか美しいとは思えなかった。好奇心を持ち続けるオトナはどこか、かっこいいと思う。羽の少年も、そういうオトナになっていってほしい。



「めんたまの中がどうなっているのか知りたい!複眼っていうんだってよ」につられるように、「やっぱり、頭の中身もしりたいよな」「そうだそうだ、ハラの中身はもっとしりたい」と、マッドサイエンティストよろしく、血がさわいでいるようだ。蜂の寄生虫がイモムシのはらからでてきたら、驚くだろうな。

今後、研究を進めるに応じて、これらの課題がぬりつぶされていくんだろうな。そして、自学ノートでもさっそく!調べたりと。
ほんと、3年生の理科っておもしろい。教室は、イモムシごろごろしています。

「強みーイング」を張り出してみた

 

家庭訪問がようやっと終わった。今年も例年どおり、子ども達にいろいろプレゼンをしてもらい、ほっこりとしましたよ。

http://igasen.blog22.fc2.com/blog-entry-425.html

本気のチアダンスもよかったし、姉妹でバイオリン二重奏もね。なにげにストライクだったのが、足で目隠しをするという一芸。あはは。子どもっていい。

今年は、おうちの方、最後「お子さんの強みってなんですかね?」って尋ねて回ってみた。これがよかったので、クラスで毎朝、報告していたんだけれど、今朝、ふと思いついて、「聞いているだけじゃ忘れちゃうしなぁ。そうだ、書き出してみて見えるところにのこしてみようかなぁ」と、模造紙2枚にその強みを張り出してみた。

自分の強みをみつけよう!ってことで、顔写真に、クラスネーム、自分の強みを張り出してみた。それをながめながら、お互いの強み探しのちょっとしたアクティビティをしたり。

クラスのわんぱくボウズも、ヒットしたのが、振り返りにこのこと書いてたし、嬉しかったんだろうなぁ。

自尊感情を大事にしたい。そして、いい意味で、お互いに頼ったりできるリソースになってほしい。それには、使い続けないとなぁ。月に1回程度、みんなの強みを、更新していけるといいな。なかなか場所がとるけれど気軽に書き加えたり、眺められる場所にするといいなぁ。


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満を持しての自学ノートスタート!


こないだの土曜日。学校公開日で2時間ぶち抜きの「自主学習ノートの作り方」をやってみた。

例年では、4月の1週目に授業参観で「自学ノートのをやる価値共有」をやっていたけど、今年は「むりしない」をすることにして、一月まってみた。ふりかえってみると、慌ただしい中で突き進んでやってこなくてよかったなと思った理由がいくつかあるなぁ。

・学年の先生達もいっしょにやりたいって言ってくれてたのもあり、学年のペースにもあわせることもできた。同じ時間に、同じ資料をつかってたので、それぞれの教室では「3年生は何分めやすに自学やるの?」「35分♪」とふりむきざまに苦笑をさそったにちがいないな。

・この1ヶ月はいわゆるずっと「宿題」を出していた。読書マラソン1000分カード、イガぷり(あまた使う算数良問ね)、算数ふりかえりプリント、辞書引きプリント、漢字ドリル、計算ドリル、漢字小テスト練習などなど。実はこれがじわわんときいてきて、これからの自学メニューの材料になる種まきとなっていた。

・5月の学校公開日は「引き渡し訓練」も兼ねているので、家族の参加率が高い!ということは、いろんな人からのフィードバックをもらえるチャンス!子ども達だけで無く、参観と引き渡し訓練にきてくれていた保護者のみさなんにもギャラリーウォークに参加してもらった。子ども達は「うおおおお!こんなにコメントもらっちゃったよ」と嬉しそうだったよ。

・なによりも、年度の最初にイキッて最初にパフォーマンスするよりも、じっくりとオイラの気持ちのペースと子ども達のペースに合わせ、スタートをきりたかった。名前と顔も一致して呼んであげたかったし。結果、3年生ということもあり、それがよかったなぁ。この一月で、お互いのことをいろいろわかるので、支援することがけっこう個別にみえるようになってきた。

授業の中で、子ども達はなぜ勉強するのか?という問いに、「将来困らないため」と発言していた。きっと、そう言われてきたんだろうなと思う。でもね、将来困るかどうかは、将来そのときにならないとわからないじゃん。その中でも、「勉強って楽しい!」って言ってくれた子がいたのが嬉しい。オイラたちは、べつに、老後のためにむかって学習したり、働いたり、生きたりしているわけじゃない。刹那的では無いけれど、子ども達には、今をちゃんと楽しんで生きてほしい。それは、学校にいるときもそうだし、自学をしているときだって、そう思う。

今日、家庭訪問で、「自学っていいですね」って嬉しい言葉をもらった。もちろん、自学ノートにはまる子もいるし、はまらない子もいる。そういう子達への関わりかたって、とっても難しくも学びが多い。その話はまたこんど。

そうそう。今月の教育技術は自学ノートの特集をくんでもらいました。
丁寧に取材にきてくださり、子ども達の自学対談ももりあがりました。
自学ノートのビフォーアフターもおもしろい!?
機会がありましたら、ご一読ください。



ナニモシナイから、変わったんだよね

 

今年は3年生の担任。もう、担任させてもらえるだけで、どこでもいい。ほんと、かわいくて、いうこときかなくて笑、トカゲばかりつかまえてきて、授業中に筆箱の中から脱走させたり、でもね、机の上にそっとタンポポをおいといてくれたりと、毎日が楽しいんだよね。

この1ヶ月、新年度だから、これは!ということは、なにもしていない。サークルベンチもないし、自学ノートもまだ。作家の時間も、数学者の時間も、クラス目標さえも。(ちなみに、昨年度はクラス目標をつくらずに、授業ビーイングづくりに)。学級通信もまだ2回だし。

今年は、とくに子どもたちにとって、目の引くことを極力おさえてスタートしてみた。

そのぶん、あたりまえのことをたんたんとつみ上げてきた。それは、学ぶことを楽しむこと。今日、ここにきて、ひとつすっとクラスの雰囲気が上昇した感じがあった。

算数は1単元目のまとめ。少しずつ「自分で学ぶ!」をすすめてきて、今日は「終わってる子は、もう予習をやっちゃおう!」ってことに。単元を開放してみたら、この時間だけでも、次単元「時間と時刻」がおわってしまったがほとんどだった。おしおし。ここから、問題作りにすすめるぞ。これが少しずつ数学者の時間へつながっていくんだよね。

やっぱり、子ども達にとって、大きく変わったり「今年は新鮮~!」といよりも、知っていることをや慣れていることから、少しずつずらしていく方がいいんだろうと思う。逆に言うと、「しつけとしての学び」さえもケンカしないで利用できちゃうし。このへんは、「既知を引き出す(Brain Based Learningより)」って授業の最初に意識しているところから、つながってきたこと。

年度の初めに、大きく変えたり、目の引く実践で、子ども達、保護者達をひきこむよりも、ちゃくちゃくと学びで力をつけていくこと。スタントプレーよりも、4月の終わりにひとつ突破できることが一つわかったよ。これまでの自分、やや残念だ…。


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初夏の風の中。町探検に出発。今年は、学年でカリキュラムマネジメントの練習。社会と総合的な学習の時間と国語をつなげて、「地域の仕事、人とつながる地図作り」に向け、探究的統合カリキュラムを作成中。

今日は、町に探検に行ってきた。コンパスと地図をもって「右に行く?左に行くの?」と。オイラは安全管理と勝手な独り言ぐらい。言われるがままに、町を予定の探索ルートをウロウロ。

途中、公園をみつけてしまい、予定を延ばして、遊ぶ。遊ぶ。遊ぶ。こういう時間って、いいなと思う。ノートを地面にほっぽりなげて。風でとんでくし笑。教室で閉じこもって勉強だけでなく、探検しながらダイナミックに学んでいってほしい。ここで遊んじゃおう!って覚悟ができたオイラもよかった。学びにだけいかずに…。

この公園のここには、トカゲがいる!と早速捕まえてくれ、見せてくれる。その横で、何人のれるか!と遊具に人が群がっている。「この木、登ってていい?」とすでに登ってるし。

ますます、楽しくなってきたぞ。

さて、わくわくするほうへ。これまでのこびりついたものをすてすて、それでも自分らしく進んでいこうっと。


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