2拍手 教え子の訪問
今日は教え子が教室へ見学にきてくれました
私にとっては教職初めての卒業生で思入れも強かった頃の教え子です
先日、「教職の道へいくかいろいろ迷っている」とのメールもらいました
その彼が進路に迷っている話を聞くと何か協力したいとの思いがふつふつとわき出して、「それなら」ということで、学校現場へ見学にきてもらうこととなりました
(今年度、まだ異動したてもあり、教室の見学をお断りしている方々にはすみません)
まだスーツなどは持っていないようで、それでもちゃんと学生服をよそ行きに着こなした落ち着いた服装、差し入れのお茶菓子までとしっかりものです
校長先生も快く受け入れてくれ、いろいろアドバイスをしてくださり、今後、ボランティアで定期的に現場を見においでとも言ってくれました
教室を朝から観てもらい、子どもたちの人懐っこい様子に「小学校っていいなぁ」となんどもつぶやいていました
子どもたちとも、休み時間にはいっしょにバスケをしてなじんでいました
朝のサークル対話
自己紹介、質問(パス1回まで)、健康観察、今日の連絡、PAのアクティビティ「パタパタ」で笑ってスタート
子どもたちってどうして「彼女はいますか?」って聞くんですかね
しかも男子が…
1時間目は「国語」
辞書引き、漢字テスト、学級通信読聞かせ、ペアトーク、音読タンデム、グループ読書の読み合わせ、かなり構成的に教科書を使った授業
2時間目は「書写」の出授業
彼と校長先生と校長室で対話
3時間目は算数「体積」
「テストに向けてもやもや分かりを見つけよう」を課題
私の自作プリント(教科書の復習問題)、教科書の練習問題、アイテム(筑波付属小のドリル)をそれぞれのペースで学び合っていました
そして、保護者との引き取り訓練でふりかえり日誌を書きながら流れ解散
かなり慌ただしい半日でしたが、ゆったりとゆるい?教室の感じをいっしょに味わってもらいました
彼の感想に
「子どもたちがとてものびのびやれているなと感じました」
「自分が今生徒だったらすごいやりがいがあり、とても楽しいだろうなと感じました」
「先生の授業をうけてみて、あぁ、6年生のときはこんな感じだったなぁととても懐かしかったです」
私にとってはこの「6年生のときはこんな感じだったなぁ」というところが嬉しい評価です
当時の6年生の頃と比べ、今やっていることはまったく違っているのに流れているあり方である「雰囲気」が同じだった事、いい意味でかわっていなかったんだなと
その後、食事をしながらこれからの話をいろいろ二人で話をしました
そしてもちろん6年生だった頃の事
残念ながら授業のことはお互いあんまり思い出せないのですが、屋上でスイカ割りをしたこと、バスケ大会での勝利(相手は全国大会出場のミニバスチームだからよけい燃えていました)、もちろんいろんなバカ話や今だからはなせる時効の話もありました

そして最後に彼を送り、当時、子どもたちといっしょに彼の家に埋めたタイムカプセルをみせてくれました
この立て札はお墓ではありません(苦笑)
これを埋めたときに、20歳になったら、1月2日に集合しようと再会を約束しました
(正月で実家へ帰省しゆったりし、次の日に仲間と会おうとうことで)
また、それぞれいろんな思い出のものをタイムカプセルに埋めた事を覚えています
もちろん私は日本酒(笑)
きっと古酒になっていることでしょう
それを成人になって飲もうという事で(果たして飲めるのでしょうか)
同窓会実行委員も2人決めていました(忘れていましたが)
彼はその同窓会実行委員、もう一人の実行委員とやりとりして準備が始まろうとしているようです
最近はSNSがあるので結構連絡がとれるそうです
あと2年後、再会するのが楽しみです
今週の1週間は土曜日までの出勤
家庭訪問や新体力テスト、出張などなど慌ただしく、あっという間にすぎました
終わってみて、少し疲れていたなと実感
それでも教え子とこんな再会があると、元気をもらえるものです
将来ある教育現場の仕事ってすばらしいものだと再認識
今日は、おいしいお酒が飲めそうです
離任式を終えてもつながっているもの
ちょうど一月前、前任校でのこと、子どもたちとの最後の別れの日
何やらいろいろ企画をしてくれていたようで別れ際に、ひとりひとりから手紙を手渡されました
まぁ、子どもたちとは一日中一緒にいるので何を考えているのかはだいだいわかってしまいます笑
だって
「先生、泣いちゃうかもよー。あっ、でも、これってひみつなんだー」
とうれしそうに学年末、秘密に耐えきれなくなった子供たちがひっきりなしに話しかけてきました
子どもたちにとってはイガせんを驚かそうとサプライズ企画のつもりでいるのですが、すでにもうバレバレで笑
でも、わかってはいるものの気持ちは嬉しいものです
当日になって集めていたはずの手紙が見当たらず焦り始めたわんぱく坊主
クラスの女子からかわいい便箋をもらって、懸命に殴り書きで書き直しているお決まりの姿
そういう愛おしい場面に接することができるのは今日で最後だと思うと、胸に突き上げてくるものがあります。一人ひとりから手渡される手紙をもらい、ついにこらえられなくなってしまいました
目頭にホロリと涙が伝ってきました
私にとってはこの日で子どもたちとは最後のお別れの日、すでに勤務先の異動が決まってはいるものの子どもたちには伝えることはできません(仕事上)
でも、クラスの子どもたちは、来月も当たり前のように私が学校にいることを信じて疑っていない様子
花粉症の私は「目からも鼻水が」とおどけてみたものの、子どもたちにとっては私が泣いているのが不思議でなかったようでした
でも以心伝心、思いは伝わるものですね、言葉には出しませんがお互いに目が合うと真っ赤に晴らして最後のハイタッチでさようなら
とても尊い時間でした
私たち教師はたくさんの時間を子どもたちに費やしています
でも、目に見えるような進歩もなかなかみえず、結果が出てくるのも時間がかかあることのほうが多くあるのが事実
それだけに途方にくれてしまうときもありますが、こういう何気ない心のつながりがあるときにこそ、ふっと教師をやっていて良かったと救われる場面に出会えます
子ども心のつながりばかりを追っていた若い頃の教師時代とちがってきた今だからこそ、授業でつながり始めていた子どもたちからの手紙に書かれている言葉ひとつ一つが心に響いてきます
私の中でこの最後の日で前任校との別れをしてきているため、昨日の離任式では取り乱すことなく自然と笑って終えることができました。また離任式では一月経った子どもたちからの手紙集をもらいました。その中に、
「クラス目標に学び合いという言葉が入りました」
「あきらめないで話し合うってことを大事にしています」
「自主学習がんばっています」
「新しいクラスでもダンスサークル続けて新しい友達もできました」
「ぼくはなんとダンスサークルにいれらてしまいました笑」
とありました。
クラスが解散しても脈々と子供たちの中にのこって続いて行くものがあることを知り、この一年間の奮闘にも意味があったことを知り安心しました。
夜の歓送迎会では引き継いて5年生を担任している先生から
「どうやったらこういうことできるんですか?」と嬉しい質問をもらいました。
もちろん私は「LAFTという学びの場があってね…」
年度が終わっても子どもの姿を通して広がって行くこともあるんだと、新しい実感がありました。
子どもたちに脈々と流れ、繋がって行く文化の存在を確かめることができました。
五年間というあっという間でしたが、私自身が大きく成長、転換できた学校でした。
子どもたちとの出会い、そこでの魅力的な先生たちとの出会い、モデルとなるステキな保護者たちとの出会い、本当に恵まれています。お世話になりました。新しいステージへまた一歩ずつ進んで行きます。
3拍手 ITS(Inquirers Team Syonan)で勉強してきました
名古屋の帰りがけ、新横浜でおり慶応技術大学のITS(Inquirers Team Syonan)
勉強会に参加してきました
今井むつみさんの言語についての講演
『人が学ぶということ』の本が新しくなりました。『新・人が学ぶということ』とても楽しみです。TCSの実践も紹介されているそうです。内容もいろいろ新しく追加されているようでもう一度購入する予定。
東京コミュニティースクール校長の市川力さんのGenerative Participant(教師もよき参加者)としての新しい概念の提案
・知識は「lacks(欠けること)」が問題ではなく、「has(すでに持っている)」ことがいろいろと邪魔してしまい問題となっている。これからはもう「has」している知識をどう「connect」して新しいものを生み出していくのかとくこと。『science education as conceptual change』から。
・人は学校という形式的な学びよりも、非形式的な場でこそ学んでいる。「Learning Environments」から。
・「life long learn」の概念について。「20歳だろうが80歳だろうが、学びを止めてしまった人のことを老人とよぶ(ヘンリーフォードの言葉)」
・ 「workshop」「facilitator」はlearning2.0の学び方。「creative project」「 generative participant」のlearning3.0(creative learning)へ 学びを変えていくことの話
・「みんな(先生も込み)でたくらんで、ボトムアップに、知識・認識・概念を構築してゆく教師」Generative Participant(自分もその学びに参加していくこと)の教育観の提案。
教授でもあり、スーパープレゼンテーション(NHK)解説者の井庭崇さんのCreativity,Learning3.0のプレゼンテーション
井庭崇さんから自作のプレゼンテーションの本を3冊もいただきました
これは井庭さんの研究室HPよりPDFがダウンロードできるそうですよ
ぜったい読み!です
名古屋のプレゼンにあたって集めていたプレゼン方法の資料に実はこのクリエイティブプレゼンテーションが入っていました驚
近々出版するようでもあるそうです
どれも魅力的でしたが、ファシリテーターとしてまわりで観ている場をととのえるではなく、一緒に参加して創造性をぐぐぐとひきあげていくGenerativeな存在がとても学びになりました
いろんな理論をきくとおもしろいのですが、やはり市川さんの実践者としての立ち居振る舞いに尊敬してしまいます
やはりやれていることってすごい説得力です
まだなぜこのような授業が成立しているのか言語化して標準化までできていないようで
そこを参加者のみなさんと一緒にクリエイトしていこうとする姿勢もまたかっちょいい
どんどん先を見通して学ばないとだめだなぁ
やっぱり英語英語だそうだそうだ
こういう新しい事ってついつい刺激的で興奮してしまいます
それだけに影響も強くふりまわされてしまいそう
自分の中でしっかりと根付くように理解を深めていかないとねぇ
ブルーム理論のように「知識」「理解」「適用」止まりではなく
「分析」「統合」「評価」できるようにしっかり内省し試行していってみようと思います
2拍手 明日の教室 名古屋分校におよばれして
土曜日に明日の教室名古屋分校の第1回目の講師として声をかけていただき
ワークショプではないまるまる講演をしてきました
教育サークル「未来の扉」の代表である長瀬さん(かれは私よりも若く6冊も!執筆しているとっても気さくな先生)から若い先生で実践を話してほしいとの連絡をメールでいただきました
私としては異動もあり自分のやってきたことやれてこなかったことの整理も含めいい機会だと思い引き受ける事にいました
長瀬さんはなんでも石川晋さんのブログを通してこの人だ!と選んでくださったようです
うーん、こういうつながりってすごいなぁと思います。ほんと。
晋さんに感謝です
そして何よりもとってもていねいな対応に驚きでした
事前の打ち合わせでこひくんがわざわざ名古屋からこちらまで出向いてきてくれましたし
会場の説明、宿泊先、移動などすべてにおいてスムーズに気持ちよく参加させていただきました
こういうもてなしの心、実は私にとってとても大きな学びとなっています
当日の参加者は33名
募集をかけてから数日で埋まったとの事を聞き、安心感とハードルがあがってしまった危機感をずっと抱えていました
私にとっては、一人で講演する初めての場どうしたものかといろいろ思案中でした
私の周りの温かい一世代上の先輩たちからアドバイスをいただきつつ、自分が本当にやりたいことをやろうとずーっと悩んでいました
結局、教室で起こっている事実、うまくいった事やうまくいかなかったことなどをていねいに伝えてこよう、なんでこういう実践をしているのかを目的や出典などを伝えてこようと決め、約4時間の講演をしてきました
イエナプラン実践
ワークショップ型実践
クラスビルディング実践
深く考える実践
こういったことを話させてもらいました
今までは講演やワークショップなどはそれまでの情報をアウトプットする場だとおもっていましたが、いろいろ準備していく中で、これってけっこうクリエイティブな仕事で新しい価値や知識の再構築だったりすることに気付きました
長瀬さんは「概念崩し」の話を最後にされていました
今ある日本の教育の概念を崩していきたい、そんな願いを持っている人です
そういった意味で今回の私の講演はたっぷりともやもや感を残せたのではないでしょうか
静岡大学教育学部の塩田さんが私の事を「時間軸の長い先生だ」と評価してくれました
うん、確かに。これはあてはまることとうれしいものでした
だから待てるこつなのかもしれませんねぇ
また、参加者の方といろいろ話をしていると、自主学習やっています!とのこと。それもかなりいい感じですすんでいるとのこと。
そういう話を聞くと伝わっている事、広がっている事、子どもたちまでしっかりと思いが届いている事にとてもうれしく思います。
今回参加されていた私たちのような世代の教師がこれからの教育を担っていく事となります
気概も大事ですが、こういうつながりを大切にしながら少しずつ大きなウェーブとして子どもたちとぐぐぐっとともに成長していきたいです
今回、ご参加くださった方々、またいろいろフィードバックくださった方々本当にありがとうございました。
名古屋駅までお見送りをしてくださった長瀬さんが「次回も」と帰り際のリクエスト
モヤモヤを残して帰路についています
そうそう、宿泊先もとっていただいた温泉での出来事
露天風呂で外国人を含めたサークル露天対話風呂はとっても笑いました
ステーク!
のー!すてーきだよ!
ステーク!
日本語はすてーきっていうの!
ノー!ミステーク!
一同大爆笑
その場にしかいないとわからないどうでもいい話でした笑
1拍手 異動しました
4月をもって勤務校が異動となり同市に赴任いたしました
今年は5年生の4クラス、34名を担任しております
この一月の間、異動の慌ただしさ(特に荷物の多い私としては…)とクラスの立ち上げにじっくりと向き合うためしばらくネット環境から遠ざかってみました
その間、今までできなかったA3学級通信を毎日発行し続けています
学びを深めるためにも、子どもたちとの関係を作っていくためにも、「ふりかえり日誌」
さっそく自主学習ノートの取り組みも始めました
今年は5年生の4クラスすべてで日誌と自主学習ノートに取り組んでいます
また、最初の授業参観でも自主学習のプレゼンを実践していました
学年の廊下には私の本棚が8つ、1000冊が並びどのクラスの子もよくろうかをウロウロしています
私が中でも一番大事にしていたスタートの1週間は、「先生たちによる学年目標の演劇」でした
もちろん子どもたちとの関係性も大切ですが、学年内の共通理解や思いを共有するためにもKJ法で思いを出し合ってまとめ、それらの願いの体験エピソードや経験を聴き合いました。そんな学年の願いを劇にしてたぬきさん、うさぎさん、きつねさん、森の妖精、と笑いありのプレゼンを子どもたちの前で先生たちでやりました
今年は学年、どこのクラスでも取り組めるよう心を砕いていきたいなと思っています
一人で突っ走るのは簡単でした笑
一人でかわっている先生であることも気が楽です笑
クオリティーは上がりますが…
でも、子どもたちの事を考えると学年が思いをちゃんと共有しながらそれぞれ実践していくことを大事にしてかないと結局次の学年にも積み上らずつながらないのが小学校の悲しい特質
そんな思いでこの1ヶ月の間、取り組み一つ一つの願いや目的など丁寧にのせた通信を出し、学年、校内で情報共有できるよう、まさに「いっしょ」にすすめてきました
自分にもこんなことができるんだなっと新たな発見です笑
おかげで職場がとても楽しいです
自分の職場を自分でしっかりと作っていく、自分たちでつくっていくことってとても価値のある事ですね
とはいうもの、算数の先生とは学び合いをはじめ、教室リフォーム、プロジェクトアドベンチャー、サークル活動、給食ボランティア、学期掃除分担、ペアトーク、読み聞かせ、音読タンデム、少しずつ始めております
今年度は、思考する子どもたち、参加する先生、民主的な学びの場をキーワードに子どもたちとじっくりとつきあっていこうと思います
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